2013年1月21日
プレーオフトーナメント セミファイナル
vs神戸製鋼戦後のロッカールーム
■佐々木隆道 選手
今シーズン、たぶん初めてリードされて前半を折り返して、そこから皆でチーム一丸となってしっかりプレーして、こういうスコアで終われたというのは、自分たちにとってタフな経験で、次に生かせるゲームだったと思います。
ハーフタイムでは、もう1回ファイトして、ブレイクダウンで相手が人数をかけてきていたので、そこに対してしっかりボールを出せるようにということと、セットプレーをもっと安定させられるように、その2つをフォワードとして意識することを話し合い、後半に臨みました。
自分の出来は分かりません。そんなに悪くなかったと思いますが、まだまだこれからレベルアップしていきたいと思っています。目標は6番の人(スミス)なので(笑)。
■西川征克 選手
試合に出られたこととチームが勝ったことが、自分の中では凄く嬉しいです。でも自分は前半20分の中でミスばっかりしていて、そこはちょっと気にしたんですけれど、そこを切り替えて、自分の持ち味であり絶対にやらなければいけないところのゴーフォワードの意識だけは出していこうと思い、それが結果として良い方向に繋がったと思います。
■ジョージ・スミス 選手
今日はとてもタフなゲームでした。でもシーズンを戦いぬいたチームを信じてプレーして、後半はとても良くなったと思います。
■日和佐篤 選手
いつでも行けるように準備はしていました。たまたま回ってきた(交替)時間が早かったですね。神戸のプレッシャーでサントリーにシェイプが全然なかったので、そこの組立を意識しました。
スピードアップと、フォワードのポジショニングがバラバラだったので、そこのオーガナイズを、トゥシ(ピシ)とコミュニケーションを取ってやりました。次に繋がる出来だったのではないかなと思っています。
■トゥシ・ピシ 選手
シェイプを立て直すこと、交替してからそこを意識してプレーして、勝つことができました。自分自身のことよりチームが勝つことが第一で、そのために何ができるか。今日はビッグゲームでしたが、決勝もさらにビッグゲームです。その決勝に勝つことが最大のターゲットです。
■村田大志 選手
ファイナルラグビーは初めての経験だったので、こういう試合になるとは考えていましたが、思った以上に厳しい試合になりました。監督、コーチから、いつも通りのプレーをやるように言われていたので、それだけをずっと意識して80分間プレーしました。トライは「置くだけ」みたいなものだったのですが、トライを取れたことは嬉しいです。
決勝に向けて、前半の出来が課題だと思いますので、前半の入(はい)りからしっかりサントリーのラグビーをやるということをもう1回やり直せば、大丈夫だと思います。
■畠山健介 選手
チームとして良い勉強が出来ました。決勝前に「これがプレーオフ」というセミファイナルができたので、凄く収穫の多い試合だったと思います。上手くいかない時間帯があって、負けて前半を折り返したという試合は今季はあまりありませんでした。
その中で切り替えて後半に自分たちのやるべきことをシンプルにやり、強みを最後まで活かし、フィットネスを最後までの80分間維持できたという3つに、今までやってきた成果が出ていることだと思います。
それでも前半から自分たちのラグビーをやるということが、課題だと思います。決勝では前半から自分たちのラグビーをやって、80分それを継続できるように頑張ります。
■青木佑輔 選手
今日は前半あまり良くない展開で、後半によく立て直したなと思います。トップリーグではこういう展開がなかったので、チーム全体として凄く良い経験になったと思います。僕自身まだまだで、次の試合で良いプレーができるように頑張ります。
■真壁 伸弥 選手(キャプテン)
自分たちに地力があるということは分かったんですが、前半から相手のペースでラグビーをやられたことが課題で、最初の相手が元気な時にスマッシュ出来るようなチームにならないと、上はまだまだ目指せません。この1週間で最初の20分の入りをどういうふうにしていくか、そこにフォーカスして取り組んでいきたいと思います。
自分のプレーに関しては、ラグビーのスキルの部分では皆に劣っているんですが、体を使ったゴーフォワードプレーを見せなかったら他に示すところがありません。1人1人の役割があるので、自分はそこをやっていくだけです。