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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2012年12月31日

「少年サンゴリアス」 Vol.36 金井健雄 『英会話、水泳、野球、バドミントン、テニス、そろばん、ピアノ』

「少年サンゴリアス◆金井健雄◆英会話、水泳、野球、バドミントン、テニス、そろばん、ピアノ」
 
わんぱくな少年時代でしたが、基本的には母親とずっと一緒にいた感じです。親父は金井リースという建設資材のリース業をやっていて、今もやっていますが、働いてばっかりという印象です。でも土日には家にいることも多かったので、土日は一緒にゴロゴロしたり、遊んでいました。
 
子供の頃は、ほとんど毎日習い事をしていました。英会話に水泳、野球、バドミントン、テニス、そろばん、ピアノ・・・。気がついたら習い始めていて、毎日何かをやっていました。その結果、今はスポーツ選手になりましたが、ミュージカルとか音楽も好きです。子供の頃、最終的に長くやっていたのは、野球とそろばんでした。
 
野球は、本当に真剣にみんなとチームプレーをしていると感じたスポーツだったので、そこが好きで地元の少年団のチームでやっていました。チームプレーのスポーツを初めてやったのも野球でした。「みんなでやる」という感覚が楽しかったですね。「みんなで一緒に勝つ」というのもあるし、人数が多かったのでやっている実感がありました。
 
そろばんは、僕は数字が結構好きなので、ずっと計算しているのが楽しかったですね。4段までいきましたが、最後の方は指が太くなってきて、石をはじけなくなってしまいました(笑)。今でも計算は早い方だと思うので、仕事にも結構役立っているのかもしれないです。
 

中学では野球部に入ろうか迷っていたんですが、違うスポーツも試してみようと思いテニスをやりました。そのテニス部の友達がたまたま高校でラグビー部に入って、「一緒にやろう」と誘われて、高校からラグビーを始めました。
 
体がそんなに大きい方ではなかったので、常に「気持ちで相手に負けない」という思いでやっていました。ラグビーをやる前から負けず嫌いではあったんですが、野球とかテニスをやってきて、高校でラグビーをして初めて自分にフィットするスポーツに出会えたという気持ちがありました。体の強さなり、動きなりがフィットして、自分に合うと思えるスポーツはそうそうないので、それを見つけたので、しっかりとやり遂げたいという思いが出てきました。
 
自分のやりたいものをいろいろ試して、その中で自分が気に入ったものとか、やりたいと思える事が出来たら、それに向かってとことん突き進んでいくということが、大事なんだと思います。今の子供たちには、誰かに言われてやるのではなく、自分に合う、しっくりくる、という感覚を大事に、自分から進んでやりたいことに取り組んで欲しいと思います。
 
 
(構成:針谷和昌)

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