試合日程・結果

GAME

2024-25 大同生命SV.LEAGUE 11月24日(日) ジェイテクトSTINGS愛知戦

開催日時
2024年11月24日(日) 14:05
会場
ジェイテクトアリーナ奈良
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

1

  • 20-25
  • 22-25
  • 25-21
  • 22-25

LOSE

3

ジェイテクトSTINGS愛知

試合経過

 2024-25大同生命SV.LEAGUE第12戦。ここまで8勝3敗で3位のサンバーズは、10勝3敗の2位ジェイテクトSTINGS愛知と対戦した。2位・3位による直接対決第2ラウンド。この日サンバーズが勝利すれば、勝率で上回り2位に浮上することができる。

 第1セットは鬼木のサーブで揺さぶり、アライン、小野寺のスパイクで切り返し先行するが、STINGS愛知のオポジット・宮浦健人のサーブに立て続けに崩されて3-4と逆転される。その後、STINGS愛知の好守備から切り返されたり、サンバーズにミスが出て5-8とリードされた。ムセルスキーのノータッチエースなどで11-12と追い上げるが、ブロックに捕まったり好守備で粘られ再び引き離される。小野寺のクイックやアライン、シリフカのスパイクでサイドアウトを重ねるが点差を縮められず、セットを奪われた。

 第2セットも宮浦のサービスエースなどで1-4と出遅れるが、アラインがノータッチエースを奪い返し3-4と追い上げる。しかしSTINGS愛知の堅い守備に阻まれサンバーズのスパイクが決まらない。サービスエースを奪われたりブロックに捕まり4-10と点差を広げられた。それでも、大宅が鋭いサーブでエースを奪い追い上げ開始。アラインに代わりコートに入った髙橋藍が勢いよくスパイクを決めると、ムセルスキーが連続サービスエースを奪い11-13と迫った。ところがその後、STINGS愛知の強力なサーブに崩され、両サイドの攻撃がブロックに捕まり再び引き離された。髙橋藍が強力なサーブを打ち込み、小野寺のブロックで仕留めて追い上げ、このセット途中から入った佐藤のクイックなどでサイドアウトを重ねるが届かず、セットを連取された。

 後がなくなった第3セットは、藤中颯が体を投げ出し懸命に繋いだボールを、髙橋藍が後衛から豪快に叩き込み好スタートを切った。クイックやレフト攻撃、大宅のツーアタックなどでサイドアウトを重ね、大宅やシリフカのサーブで崩してブレイクに繋げ先行する。相手の粘り強い守備から切り返され11-11と追いつかれるが、髙橋藍が好守備でチャンスを作り、自らインナーのコースに鋭いスパイクを突き刺して13-11と再び先行。終盤もシリフカや藤中颯の好守備を髙橋藍が得点に繋げて21-17とリードを広げる。その後も小野寺のブロックなどで得点を重ね、セットを取り返した。

 第4セットは小野寺のクイックを中心にサイドアウトを重ねていく。先行されるが、シリフカのサーブで崩し、ムセルスキーがダイレクトスパイクを決めて8-8。さらにシリフカが強烈なパイプ攻撃を打ち込みチームに勢いをつける。しかし中盤、サンバーズにミスが出たり、STINGS愛知のブロックで15-19とリードされた。ムセルスキーのノータッチエースで追い上げ、髙橋藍やシリフカの巧みなスパイクでサイドアウトを重ねるが、ブレイクのチャンスをものにできない。相手のマッチポイントから、シリフカのサーブで揺さぶり、鬼木がブロックで仕留めて追い上げるが惜しくも届かず。セットカウント1-3で敗れた。

 前日は効果的だったサンバーズの緩急をつけたサーブに、この日は対応された。逆にSTINGS愛知の強力なサーブに終始押され、堅いブロックと守備に阻まれてスパイク決定率を抑えられた。
 第2セット途中から髙橋藍が入って流れを変え第3セットを奪ったが、この日はSTINGS愛知の粘りと攻撃力が上回った。試合後、小野寺はこう語った。
「藍が入って、藍の持ち味はやっぱりディフェンス力やサーブレシーブなので、すごく拾ってくれて、こちらの攻撃がうまく通り出した部分も多かったし、コート内の雰囲気は変わった。でもこちら以上に相手のディフェンスや攻撃が良くて、ブロックで抑えきれなかったところも多かった。特に真ん中の攻撃や宮浦選手を抑えられなくて、逆にこちらのミスが目立った。我慢しきれなかった印象が強いです。
 サーブレシーブも相手が簡単には崩れてくれなかったので、サーバーにもブロッカーにもストレスはかかっていたと思う。逆に相手のサーブが良かったので、こちらももっといいサーブを打たなければ、という意識になって、それがミスに繋がってしまった部分もある。まだ前半戦ですし、天皇杯でもまたジェイテクトと当たる可能性があるので、そこでリベンジできるように、今回の試合をしっかり反省して活かしたいと思います」

 2位チームとの直接対決は1勝1敗。次戦は28日(木)のホームゲーム・日本製鉄堺ブレイザーズ戦となる。中3日の変則的なスケジュールのため選手のリカバリーが重要だ。
「今週はすごくタフな2試合だったので、出ていたメンバーは少なからず疲労が溜まっていると思う。今日負けた悔しさはもちろん残りますけど、これからの時間はもう次の試合に向けて準備していかなきゃいけない」と小野寺は前を向く。
 連勝は6でストップしたが、次は久々のホームゲームでファンに勝利を届ける。

2024/25シーズン

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