2024-25 大同生命SV.LEAGUE 2月8日(土) ウルフドッグス名古屋戦
- 開催日時
- 2025年2月 8日(土) 13:05
- 会場
- Asueアリーナ大阪
![サントリーサンバーズ大阪](/culture-sports/sunbirds/game/img/ico/ico_sunbirds.png)
2
- 28-30
- 25-20
- 25-21
- 16-25
- 13-15
LOSE
3
![](/culture-sports/sunbirds/game/img/ico/ico_wolfdogs.png)
試合経過
![](https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sunbirds/game/detail/img/R70208%20HOME%20W.D%20Nagoya-3546.jpg)
2024-25大同生命SV.LEAGUEレギュラーラウンド第27戦。9連勝中で2位のサンバーズは、3位ウルフドッグス名古屋と、ホーム・Asueアリーナ大阪で対戦した。
第1セットは先行されるが、ムセルスキーが相手のパイプ攻撃をブロックして追いつくと、アラインのサービスエースで6-5と逆転。その後逆転されるが、髙橋藍が絶妙なショートサーブでエースを奪い10-10と追いつく。その後も互いにサーブで攻め合い、引き離されては追いつく展開。終盤、リリーフサーバーの髙橋塁が強力なサーブで攻め、ワンポイントブロッカーの鬼木がブロックで仕留めて24-23と逆転に成功。デュースに持ち込まれ、相手のサービスエースで逆転されるが、ムセルスキーのこの日3本目のブロックで26-25と逆転。しかしその後、好守備から切り返されて逆転され、惜しくもセットを先取された。
それでも第2セットは佐藤のクイックや髙橋藍、アラインのパイプ攻撃でリズムを作る。髙橋藍のサーブで揺さぶり、佐藤やムセルスキーのブロックでラリーを制し8-5とリード。さらに中盤、アラインが好調のサーブでブレイクに繋げ15-8と引き離した。その後もリリーフサーバー髙橋塁のサーブでプレッシャーをかけ、ムセルスキーが得点に繋げ17-10と引き離す。終盤は髙橋藍のサーブで揺さぶってムセルスキーのブロックで仕留めるなど22-12と大差をつけた。その後追い上げられるが、ムセルスキーのスパイクで流れを切り、セットを取り返した。
第3セットは柏田のクイックでブレイクしたり、ムセルスキーのノータッチエースで5-2とリード。アラインのサーブで崩し、柏田のブロックで仕留めたり、中盤も髙橋藍やムセルスキーのスパイクでブレイクし12-6と点差を広げた。しかし相手のブロックやサンバーズのミスで追い上げられ、WD名古屋・水町泰杜のサービスエースで19-19と追いつかれた。それでも終盤、柏田に代わって入った鬼木がニミル・アブデルアジズのスパイクをブロックし22-20と抜け出すと、最後はムセルスキーのスパイクで締め、セットを連取した。
第4セットは立ち上がりからギア全開のWD名古屋の強力なサーブに押され1-4とリードされた。ムセルスキーのこの日3本目のサービスエースで1点差に追い上げるが、再びサービスエースを奪われ引き離される。中盤以降も好守備から切り返されたり、サーブで崩されて点差を広げられ、試合をフルセットに持ち込まれた。
第5セットは一進一退の展開。サンバーズは髙橋藍の好守備をムセルスキーが得点に繋げ先行。逆転されても、柏田の勢いのあるクイックで流れを引き戻し、髙橋藍の強烈なスパイクでブレイクし6-5と逆転。その後相手のミスでリードした。しかし中盤、水町のこの日5本目のサービスエースで8-8と追いつかれると、好守備から切り返され9-10と逆転された。
それでも、前週フルセット勝利の立役者となったリリーフサーバーの髙橋塁が、この日も好サーブを打ち込み、好守備で粘ってラリーを制し11-10と逆転。ところがその後サービスエースを奪われ11-12と逆転された。ムセルスキーのスパイクでサイドアウトを重ねて食らいつくが、最後も相手のサーブに押され、スパイクがネットにかかり13-15でゲームセット。セットカウント2-3で敗れ、連勝は9でストップした。
3試合連続の先発出場となった佐藤は、「悔しい。いいところもあったんですけど、それと同じぐらい悪いところも出てしまった」と唇を噛んだ。
「相手のショートサーブに対するパスなど、あらかじめ準備していた部分は成果として出ていた。クイックについても、(大宅)真樹さんが、どういうところで使ったら決まりやすいかというのをすごく考えて上げてくれていた。でもブロックのところで、相手のセッターの深津(英臣)さんのトスワークに対してうまく対応できず、ディフェンスもハマらなかったので、自分のスキルがまだ足りないと感じました」と課題を口にした。
両チームともサーブで攻め合う中、6本のエースを奪いサンバーズのサーブが効果を発揮する場面もあったが、相手に8本のエースを奪われ、要所で流れを変えらえた。リベロの藤中颯は「相手のサーブに対して、うまくいいパスを供給できなくて、セッターやスパイカーにも負担をかけてしまった。特に取られたセットは、序盤からサーブで走られて苦しい展開になった」と悔やむ。
「相手のパフォーマンスが非常に良かったけど、それに対応しなければいけない。自分が取る範囲を広げるとか、もう少し大胆にやってもいいのかなと。今日は特に水町選手にやられたので、サーブレシーブの3人で話し合って、重点的に対策していきたい」と語った。
直接対決に敗れて順位が入れ替わり、サンバーズは3位に下がった。
藤中颯はこう決意を語る。
「2位3位の直接対決ということで気持ちは上がっているので、明日はその気持ちをそのまま相手にぶつけたい。今、(小野寺)太志さんや(藤中)謙ちゃんが怪我でいない分、他のメンバーがさらに頑張らないといけない。2人が戻ってくるまでに負けているようじゃ顔向けできないので、残りは全部勝てるように頑張りたい。また順位を上げて、勝っている状態で2人を『お帰り』と迎えられるように。それがチームの今の目標です」
次戦に勝利し、再び2位に浮上する。