2023年アジアクラブ選手権大会 予選リーグ vs.予選Aグループ1位
- 開催日時
- 2023年5月19日(金) 14:00(現地時間)
- 会場
- バーレーン
3
- 27-25
- 25-15
- 25-18
WIN
0
試合経過
<試合経過レポート>
2023アジアクラブ選手権1-8位ラウンド第2戦。前日の第1戦で韓国代表の大韓航空ジャンボスに勝利し、準決勝進出を決めたサンバーズは、第2戦でインドネシア代表のジャカルタ バヤンガラ プレシシと対戦した。
第1セット、サンバーズは好サーブを打ち込むが、インドネシアのサーブレシーブはなかなか崩れず、サイドアウトを重ねられ、ムセルスキーのスパイクがブロックに捕まり5-7と先行された。ムセルスキーがサービスエースを奪って9-9と追いつくが、その後、サービスエースを奪い返され逆転される。それでも中盤、大宅のサーブで崩し、ムセルスキーのスパイクで切り返したり、佐藤のブロックで連続ブレイクし14-13と逆転。さらに、ラリーをムセルスキーのスパイクで制して15-13とリードした。
ところがサーブに崩されて追い上げられ、ブロックに捕まり17-18と逆転された。終盤には、インドネシアの好守備に粘られて切り返され19-21と点差を広げられた。しかし簡単にセットを奪われないサンバーズは、途中からコートに入った彭のサーブで崩し、藤中謙のブロックで仕留めて追い上げ、デュースに持ち込む。佐藤のサーブで揺さぶり、彭のブロックで25-24と逆転。最後はムセルスキーのサーブで崩し、彭のブロックで仕留めて27-25。逆転で接戦をものにし、セットを先取した。
第2セットの立ち上がりは藤中謙のサーブで揺さぶり、エースを奪ったり、ムセルスキーのブロックで仕留めて3-0と好スタートを切る。佐藤が巧みなショートサーブでエースを奪い5-1とリードを広げた。その後もムセルスキーのカウンターアタックなどで点差を広げていく。中盤には、ムセルスキーのブロックで相手のパイプ攻撃を止めるなど、連続ブレイクを奪い15-8と引き離す。その後もアラインのスパイクや樫村のクイックでサイドアウトを奪い、佐藤のブロックで点差を広げる。大差をつけても、藤中兄弟が好守備を見せるなどサンバーズは集中力を切らすことなく点数を重ね、セットを連取した。
第3セットはアラインが気迫のこもったスパイクでカウンターアタックを決めて先行すると、樫村のクイック、ブロックで5-2とリードした。中盤も、藤中謙がショートサーブでエースを奪ったり、アラインのカウンターアタックで10-5と点差を広げる。しかしその後、インドネシアのサーブに崩され、立て続けにカウンターアタックを決められ11-10と追い上げられる。さらに、強力なサーブに崩され、ブロックに捕まったり、クイックを拾われて切り返され12-13と逆転された。
それでも、主将の大宅のブロックで14-13と逆転すると、アラインがコートエンドにノータッチエースを決めて15-13と再び抜け出した。その後はアラインのパイプ攻撃や佐藤の強烈なシークイックでサイドアウトを重ねていく。終盤には、藤中謙のサーブで揺さぶり、アラインの2本のブロックやムセルスキーのダイレクトスパイクなどで4連続ブレイクを奪い23-16と大差をつけた。最後は樫村のブロックで締め、ゲームセット。サンバーズがセットカウント3-0で勝利した。
サンバーズは今大会、ここまで無敗の5連勝と強さを見せつけ、グループ1位で準決勝に進出した。
準決勝は、昨年のこの大会でも準決勝で対戦し、勝利した相手、イラン代表のシャダヤズドと対戦する。