＜戦評＞
■第1セット
予選3試合目となるイエメン戦、ムセルスキーの目の覚めるようなスパイクで試合開始。序盤は樫村のクイックを起点にサイドアウト7-8で1回目のテクニカルタイムアウト。その後はムセルスキー・ポンのブロックで連続ブレイクを奪い11-8でイエメン1回目のタイムアウト。中盤はポンのクイックと鍬田のパイプを絡めた攻撃を展開し16-12で2回目のテクニカルタイムアウト。中盤以降も安定したサイドアウトで得点を重ね19-14でイエメン2回目のタイムアウト。終盤はムセルスキーのサーブポイントで勢いに乗り25-17で第1セットを先取。

■第2セット
序盤は鍬田・藤中の両OHのスパイクでサイドアウトを重ね8-7で1回目のテクニカルタイムアウト。その後は相手にミスが続き11-8でイエメン1回目のタイムアウト。中盤は鍬田の好サーブから連続ブレイクを獲得16-10で2回目のテクニカルタイムアウト。終盤は山本・ムセルスキーに代え、大宅・鳥飼を投入し、その鳥飼が直ぐにスパイクを決め20-12でイエメン2回目のタイムアウト。その後も鳥飼が期待に応えてスパイクを決め続け25-17で第2セットも連取し、セットカウント2-0。

■第3セット
このセットからスタートの秦がブロック・スパイクで得点を重ね4-1でイエメン1回目のタイムアウト。その後は相手にブレイクを与えるも、鍬田・樫村の連続ブロックでブレイクを奪い返し11-7でイエメン2回目のタイムアウト。中盤は大宅が樫村・ポンの両MBを上手く使い16-10で2回目のテクニカルタイムアウト。中盤以降はポンのサーブポイントを含む連続ブレイク獲得で21-12。終盤も安定したレシーブから大宅が相手ブロッカーに的を絞らせずに攻撃を組み立て25-15、セットカウント3-0で勝利。

この試合の結果、サントリーサンバーズは3勝0敗。予選グループを3連勝のCグループ1位で次ステージに進む。

＜試合後コメント＞
■山村宏太監督
本日もサンバーズにご声援いただきありがとうございました。本日はアジアクラブ選手権大会初出場のイェメンとの試合ということで、わからないことが多々ありました。しかし、様々な選手をコートに送り込みストレートで勝利することができたのが収穫でした。次戦より、二次リーグ戦が始まり厳しい試合が続きますがサンバーズらしく戦い勝利を掴みます。

バーレーン在住の日本人の方が会場で応援してくださり励みになっております。日本のサンバーズファンの皆様にも良い報告ができるように戦います。応援よろしくお願いします。

■鳥飼亜斗夢選手
応援ありがとうございました。本日は試合に出場するにあたって、緊張というよりも楽しむことだけを考えてコートに立ちました。その結果か、良いパフォーマンスを発揮することができたのではないかと思います。アピールができて良かったです。

■樫村大仁選手
本日も応援ありがとうございました。イェメンのデータがない中、戦うことは難しかったです。チームのやるべきことをしっかりやることが勝利につながると信じていたので、自分自身のプレイに焦点を当てて戦うことができたと感じています。