試合日程・結果

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第71回 黒鷲旗大会 全日本男女選抜バレーボール大会 グループ戦
大分三好ヴァイセアドラー戦

開催日時
2023年5月 2日(火) 17:00
会場
丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

2

  • 25-17
  • 25-18

WIN

0

大分三好ヴァイセアドラー

試合経過

<試合経過レポート>
 黒鷲旗全日本選抜バレーボール大会、グループ戦2日目。初戦を白星でスタートしたサンバーズは、大分三好ヴァイセアドラーと対戦した。

 第1セットの立ち上がり、サンバーズはアラインの強力なサーブで攻め、ムセルスキーのカウンターアタックや藤中謙のブロックで3連続ブレイクを奪い4-1と好スタートを切った。さらに、彭のサービスエースや、ムセルスキーが好守備から自ら得点を決めるなど8-3と引き離す。追い上げられても、セッター山本が強力なジャンプサーブで崩し、ムセルスキーや藤中謙のブロックで仕留めて12-5と再び引き離す。さらに、藤中謙のノータッチエースなどで15-6と大差をつけた。終盤には、前日の試合で途中出場しサーブで流れを変えた髙橋塁がリリーフサーバーとして登場。強力なサーブでプレッシャーをかけ、ムセルスキーがカウンターアタックを決めて突き放し、セットを先取した。

 第2セットはアライン、ムセルスキーのスパイクでサイドアウトを重ね、佐藤のサーブで崩し、彭がダイレクトスパイクを決めたり、ムセルスキーがブロックで仕留め10-7と抜け出した。さらに、ムセルスキーのノータッチエースで12-8とリードを広げる。その後も、佐藤が強烈なCクイックを叩き込んで流れを渡さず、アラインのカウンターアタックで17-12と点差を広げた。終盤にはミドルブロッカーの樫村、そして二枚替えで大宅と鳥飼がコートに入る。鳥飼は高い打点からのスパイクで得点を重ねて試合を締め、セットカウント2-0でサンバーズが勝利した。

 鳥飼は今シーズン、リーグでは出場機会がなかったが、今大会は2試合続けて二枚替えで出場し、上がったトスを確実に得点につなげている。
「クリさん(栗山)が抜けて、この黒鷲や、そのあとに控えているアジアクラブ選手権では、オポジットがディマ(ムセルスキー)1人ではしんどいので、そこをどう自分が補えるか、自分の強みは何かを考えながら、ずっと日々の練習をやってきました。起用のされ方も想定できていたので、あまり緊張することなく、この2試合は伸び伸びできたかなと思います。自分の強みはやっぱり高さだと思うので、今日の試合のように、ブロックで自分でワンタッチを取って、そこから切り返すということができれば」と自分の役割を明確にしてチームに貢献している。

 初戦から2試合続けて先発出場したルーキーセッターの山本は、この日はパイプ攻撃を積極的に絡めるなど相手に的を絞らせないトスワークで試合をスムーズに組み立てた。
「昨日は初戦でしたし、Aチームでの練習期間があまり多くなかったこともあり硬さがあって、あまり思い切りできていなかった。でも今日は考えすぎず、自分の限界を試すというか、『どれぐらいできるんかな』という感覚で、気負うことなくできました。昨日はスパイカーに託すという感じでしたけど、今日は操るというか、自分のトスで打たせる、みたいなイメージでやろうかなと。この大会は、(大宅)真樹さんも(西田)寛基さんも優勝しているし、メンバーも揃っているので、今回ももちろん優勝したい。それと同時に、自分も、昨日より今日良くなっていたように、1日1日、大会を通して成長できたらなと思います」

 サンバーズは初日から2連勝し、グループ戦通過を決めた。次戦はJTサンダーズ広島とグループ1位通過をかけて戦う。

2022/23シーズン

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