試合日程・結果

GAME

2018-19 Vリーグ 東京HG 大分三好戦

開催日時
2019年1月26日(土) 15:00
会場
大田区総合体育館
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

3

  • 25-18
  • 25-17
  • 25-18

WIN

0

大分三好ヴァイセアドラー

スターティングメンバー

鶴田 大樹

リベロ

リザーブメンバー

試合経過

2018/19Vリーグ、レギュラーラウンドはいよいよ最終3レグがスタート。現在2位のサンバーズは、9位の大分三好ヴァイセアドラーと対戦した。
 体調不良だった選手も復帰し、1週間ぶりに全員が揃ったサンバーズは、第1セットの立ち上がり、大宅がサーブで崩し、ムセルスキーがきっちりとカウンターアタックを決めて2-0と好スタートを切る。その後追いつかれるが、前週に引き続きスタメン出場した秦がカウンターアタックを決めて5-3と再び先行すると、小野のジャンプサーブで崩して相手のミスを誘い9-6とリードを広げた。中盤にも、星谷、小野のブロック、星谷のサービスエースで15-9と点差を広げる。終盤には、ムセルスキーが高い打点から強力なサーブを打ち込んでチャンスを作り、秦の巧みなスパイクや小野のブロックなどで4連続得点を挙げ20-11と大差をつけた。その後、二枚替えで入った小川が鋭いジャンプサーブでサービスエースを奪って流れを渡さず、サンバーズがセットを先取した。
 第2セットもムセルスキーや栗山のカウンターアタックで3-1と先行する。追いつかれても、栗山の好守備をムセルスキーが得点につなげてリードすると、ムセルスキーのサービスエースで8-4とリードを広げた。中盤、追い上げられるが、秦が勢いよくパイプ攻撃を決めて流れを引き寄せると、秦のブロックなどで15-10と再び点差を広げる。その後も、ムセルスキーのサービスエースで引き離し、終盤には栗山がジャンプサーブとフローターサーブを巧みに織り交ぜて揺さぶり、ムセルスキーのスパイクや秦のブロックで得点につなげてリードを広げ、第2セットも大差でサンバーズが奪った。
 第3セットも大宅が力強いジャンプサーブを打ち込んで相手のミスを誘い2-0と先行。サーブレシーブが乱れても、鶴田がきっちりとトスを上げ秦が得点につなげる。追いつかれても、大宅のサービスエースで再び先行し、栗山のノータッチエースで11-8とリードを広げた。しかしその後、サーブレシーブを崩されてブロックに捕まったり、つなぎにもミスが出て11-11と追いつかれる。それでも、コートに入ったばかりの主将・藤中がすぐに立て直して流れを切ると、小野のサービスエースで16-14と再び先行。ミスが出て追いつかれるが、終盤、ムセルスキー、星谷の連続ブロックで20-17と再びリードした。最後は藤中がブロック、スパイクで連続得点を挙げるなど、5連続得点で一気に締めくくり、サンバーズがセットカウント3-0で勝利した。
 この試合は、先発出場した大宅、小野、秦に加え、リベロの喜入も途中から出場し、サンバーズ1年目の4選手が初めてVリーグで同じコートに立った。
 前週から先発出場を続けているアウトサイドの秦は、前週課題だった攻撃面でも63.6%という高いスパイク決定率を残し、「あまり通用しないかなと思っていたプレーも、思ったより高いレベルでできた」と日に日に自信を深めている。
 この日は大分三好のオポジット、ヤカン・グマのスパイクを止めて2本のブロックポイントを挙げるなどブロックでも貢献。「ブロックは後ろのディグとの関係が一番大事なので、流れない、しっかり手を前に出すということを心がけている。今日はヤカン選手をどう止めるかという対策がうまくいきました」と語った。
 また、前週、体調不良で出場できなかったセッターの大宅はこう話した。
「先週の試合を映像で見て、自分のプレースタイルなどを考え直すきっかけになりました。先週(山本)湧さんはディグをめちゃくちゃ上げていた。復帰してまたこうやってスタメンで使ってもらえることに感謝しながら、自分が出してもらう以上は、一番はディグで頑張らないといけないと、湧さんのプレーを見て思いました」
 この日はトスワークでも、これまであまり機能していなかったパイプ攻撃をうまく使って得点につなげ、今後の攻撃の選択肢を広げた。
「この1週間はクイックとパイプに力を入れてきたので、やってきたことを試合で試さないと、今後につながらない。今日(パイプが)決まったことは自信になりました。パイプ1つ増えるだけで結構楽になると思います」
 若い選手たちが躍動し、ほとんど隙を見せずにストレート勝利で3レグをスタートしたサンバーズ。戦力の厚みも、攻撃の選択肢も増やし、リーグ終盤戦に向け、ここからもう一段階ギアを上げていく。

2018/19シーズン

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