2017/18 V・プレミアリーグ 東京大会 JT戦
- 開催日時
- 2018年1月27日(土) 15:00
- 会場
- 墨田区総合体育館
1
- 21-25
- 26-24
- 18-25
- 18-25
LOSE
3
リザーブメンバー
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高橋 賢
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山本 湧
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秦 耕介
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塩田 達也
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松林 憲太郎
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米山 達也
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酒井 大祐
試合経過
2017/18V・プレミアリーグ、レギュラーラウンドは最終節。現在5位のサンバーズは、4位のJTと対戦した。サンバーズは、勝利すればファイナル6に現在の順位より上位での進出の可能性を残す、負けられない戦いとなった。
試合の立ち上がりは、サイドアウトの取り合いで、互いに得点を重ねるが、エスコバルの強烈なサーブがダイレクトで自チームのコートに返ってきたところを、藤中がパイプ攻撃を決め、5‐4。その後も、セッター大宅のスパイクが決まるなど、8‐5で最初のテクニカルタイムアウトを奪う。その後も、大宅の巧みなトスワークが冴え、星谷とのコンビで得点を奪い、エスコバルのナイスレシーブから藤中の緩急をつけたスパイクで得点を重ね11‐7とリード。しかし、次第にJTも粘り強いレシーブからリズムを作ると、自分たちのミスが続き、12‐12と追いつかれる。ここから相手の勢いに押され、スパイクミスやブロックで止められるなど、徐々に点差を広げられ、15‐19。米山をピンチサーバーで投入し、反撃を試みるも、21‐25で先取された。
第2セットは、栗山の強烈なスパイクや、鶴田の好守備から藤中のスパイクなどで6‐4。その後も、鈴木の効果的なワンタッチから栗山のパイプ攻撃などで10-7となる。しかしJTの強烈なサーブで、エースを奪われ、連続で直接相手コートに返してしまい、ポイントを奪われ、11‐11と追いつかれる。互いにポイントを重ね合うが、星谷のサーブで崩し、鈴木のダイレクトやクイックなどが決まり18‐15。この後、20‐20と追いつかれるも星谷のBクイックなどで24‐22とマッチポイント。このまま奪いたいところであるが、エスコバルのスパイクがブロックにつかまり、24‐24。しかし、エスコバルが2連続で気迫のこもったスパイクを決め、26‐24でこのセット奪取する。
第3セットは栗山のレフトからの強烈なスパイクで幸先の良いスタート。その後、藤中のサービスエースや、エスコバルのブロックで8-6。リードしてテクニカルタイムアウトを迎えるが、タイムが明けてからリベロがアタックラインより前でオーバーでトスしたボールをスパイクしてしまうなど、アンラッキーな展開が続き、リードを奪われると徐々に点差を広げられ、11‐14とリードを許す。点差を詰められぬまま点数を重ね合い16‐19。ここで、米山を投入し、強烈なサーブでダイレクトのチャンスを迎えるが、スパイクミスとなり絶好のチャンスを逃す。その後、ノータッチエースを奪われ、相手のカウンターアタックなどで連続失点となり、18‐25で再びリードされてしまう。
第4セットは序盤からレセプションを崩されダイレクトを決められるなど、ミスが立て続けに出てしまい、3‐8と厳しい展開。しかし、大宅の効果的なサーブやサービスエースで7‐8と迫る。一気に逆転といきたいところであったが、なかなか連続得点が奪えない。しかし、栗山や塩田が相手の攻撃を読みきり、ブロックを決め、反撃を試みる。しかし、相手もブロックや好守備などでサンバーズを寄せ付けない。攻撃の流れがなかなか変えられないサンバーズは、10‐14の場面で栗山に代え、米山を投入する。何とかついていきたいサンバーズだが、相手の効果的なブロックでカウンターアタックを決められるなど、13‐20。ここで大宅に代え、山本を投入する。山本がクイックやレフトへと、幅広く攻撃を組み立て直そうとするが、一度流れを奪われると、なかなか奪え返せない。最後まで、ボールにくらいつくが、追いつくことができず、18‐25でセットを奪われ、セットカウント1‐3で敗戦となった。
この日の敗戦で4位以上の可能性が消滅したサンバーズ。1つでも上の順位で、ファイナル6へ進出するために、最終戦は勝利して、レギュラーラウンドを終えたいところである。