第60回近畿総合選手権大会 準々決勝
- 開催日時
- 2018年9月 2日(日) 9:30
- 会場
- 島津アリーナ京都
2
- 25-14
- 25-16
WIN
0
リザーブメンバー
-
鶴田 大樹
-
鈴木 寛史
-
岡本 祥吾
-
塩田 達也
-
星谷 健太朗
-
米山 達也
-
松林 憲太郎
試合経過
近畿6人制バレーボール総合選手権大会2日目。サンバーズは準々決勝で大塚高校と対戦した。
前日の洛南高校戦では、試合の立ち上がりで相手を勢いに乗せてしまったが、この日は藤中や秦のスパイク、加藤のクイックなどで確実にサイドアウトを重ね、秦の2連続ブロックを含む4連続得点や、小野のブロックポイントなどで11-4と引き離した。大塚高校は複雑なコンビネーションを得意とするチームだが、大塚高OBのリベロ喜入が的確なポジショニングで相手のスパイクを拾い、大塚高に流れをつかませない。中盤以降も栗山のスパイクやブロックなどで点差を広げていく。終盤には、米山と鶴田が二枚替えで入り、鶴田がセッターを務めた。
今大会はセッターの岡本と大宅が怪我のため出場できず、山本も今大会初戦で軽い捻挫をしてしまったため、万が一の場合に備えて、鶴田がセッターとしてスタンバイすることになった。「セッターは小学校3年生の時以来」と言う鶴田が無難にトスを上げ、サンバーズが大差で第1セットを先取した。
第2セットも、米山や星谷の好守備を栗山が得点につなげて好スタートを切り、藤中のカウンターアタックや栗山のブロックで6-2とリードした。中盤には藤中のパイプ攻撃が決まり、山本のブロックなどで13-6と点差を広げる。その後、サンバーズのミスや大塚高のブロックで13-10と追い上げられるが、栗山の時間差攻撃や山本のブロックなどで再び点差を広げ、終盤には栗山が巧みに緩急をつけてスパイクを決めて引き離し、サンバーズが危なげなく2セットを連取し勝利した。
母校と対戦したルーキーの喜入は、「楽しかったです。自分たちが高校時代にやっていたバレーを、相手になって体感してみると、面倒くさいというか嫌なバレーをしているなと改めて感じました。ただ僕自身は『ここはこうしてくるかな』というのがわかるのでやりやすかったです」と笑顔で話した。
この日のサンバーズは、初戦の洛南高校戦の反省を活かして臨んだ。
「昨日は自分たちの問題。これまでやってきたことが全然できていなかった。だから今日は自分たちが練習でやってきたことをまずやろうということで臨みました。例えばリードブロックを徹底する、サーブでしっかり攻めてトランジションで点数を取るということ。今日はサーブで崩せていたし、相手の時間差攻撃に対してもリードブロックでしっかり対応できていたと思います」と喜入。
勢いのある高校生を相手に隙を見せることなく勝利し、準決勝の堺ブレイザーズ戦へと弾みを付けた。