2017/18 V・プレミアリーグ 大阪ホームゲーム パナソニック戦
- 開催日時
- 2017年10月28日(土) 13:00
- 会場
- 大阪市中央体育館
1
- 16-25
- 21-25
- 25-22
- 18-25
LOSE
3
リザーブメンバー
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高橋 賢
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岡本 祥吾
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松林 憲太郎
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星谷 健太朗
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小川 猛
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米山 達也
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酒井 大祐
試合経過
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2017/18V・プレミアリーグ第2週はサンバーズの大阪ホームゲーム2連戦。その初戦、サンバーズは昨季5位のパナソニックパンサーズと対戦した。
試合の立ち上がり、サンバーズのサイド攻撃がパナソニックの堅いブロックとディグに阻まれて決まらず、切り返されて1-5と先行された。その後、藤中のパイプ攻撃、鈴木のBクイックと真ん中から攻撃を仕掛けるがそれも拾われ、2-9と点差を広げられた。そこで、セッター山本に代わり岡本がコートに入ると、栗山がサーブで崩し、鈴木が押し込んで追い上げ開始。その後も栗山がサーブで崩してエスコバルや鈴木のスパイクで切り返して6-9と追い上げた。
岡本は、「自分が入るのはチームが劣勢の時。みんな力が入りすぎていたので、肩の力が抜けるような声かけを意識しました。また、相手のサーブに崩されていたので、まずはスパイカーがいろんな選択肢を持って打てるようなトスを心がけました」と振り返る。
しかし中盤、パナソニックのサービスエースやサンバーズのミスで再び連続失点し、7-15と大差をつけられる。終盤、途中からコートに入った米山がスパイクを決め、塩田のサービスエースやエスコバルのブロックなどで5連続得点を挙げて追い上げるが及ばず、第1セットを失った。
第2セットは塩田のサーブで崩してエスコバル、米山のスパイクで切り返し2-0と先行。しかしまたもパナソニックの好守備に阻まれ3-4と逆転を許す。その後リードを広げられるが、好守備から米山がスパイクを決めて9-9の同点に。その後、ラリーが続くがそれを制することができず9−12と再びリードされる。中盤、米山のパイプ攻撃で追い上げ、米山のサービスエースで14-14と再び追いつくが、追い越すことができない。パナソニックの2本のブロックなどで15-19と再びリードを許す。終盤、サンバーズは酒井や岡本が好守備を見せ、それをエスコバルや米山が得点につなげて20-21と食い下がるが、サービスエースを奪われて逃げ切られ、第2セットも落とした。
後がなくなったサンバーズだが、第3セットはエスコバルのサービスエースで2-0と好スタートを切ると、鈴木が立て続けにクイックを決めてリズムを作り、藤中のブロックで5-2とリードを広げた。しかしパナソニックの連続サービスエースで9-8と追い上げられる。エスコバルのノータッチエースで再び引き離すが、中盤、再びサービスエースを奪われ13-13と追いつかれた。それでも岡本のブロックで逆転を許さず、藤中のブロックで15-13と再びリード。ところがその後、パナソニックのサーブに揺さぶられ、ブロックに捕まったり、スパイクミスが出て17-19と逆転された。それでもサンバーズは諦めない。終盤、エスコバルのサーブで崩し、そのエスコバルが自ら強烈なスパイクを打ち込み20-19と逆転。さらに米山のサーブで崩し、エスコバルがバックアタックを決めて23-20と点差を広げた。最後は藤中が強力なスパイクをストレートに打ち込み、サンバーズがセットを取り返した。
第4セット序盤は一進一退の展開。サンバーズは調子を上げてきたエスコバルがスパイクを決め、藤中も厳しいコースにスパイクを打ち込んでサイドアウトを重ねる。しかし緊迫した展開の中サンバーズにスパイクミスが出て8-10と先行され、パナソニックの強力なサーブに崩され9-12とリードされた。その後もパナソニックのサービスエースで点差を広げられる。終盤にはエスコバルに攻撃が偏ったところを連続でブロックされ、14-20と大差をつけられた。最後まで点差を詰めることができず、セットカウント1-3で敗戦となった。
前週の開幕戦に続き、この日も試合の立ち上がりが悪く、攻守のリズムができるまでに時間がかかった。ベテランの岡本や米山が入って立て直し、1セットを取ることはできたが、スタートの出遅れが最後まで響いた。
主将の米山は、「レセプションからのサイドアウトの1本目が切れなくて、ズルズルと1-5まで行ってしまった。1本目をいかに取り切るかが重要。レセプションを返せたり、スパイクが決まるところは見せることができているのだから、それを1本目からできるように気持ちを作っていかなきゃいけない。明日は修正して臨みたい」と語った。
岡本も、「1セット目はなかなかスパイクが決まらなくて自滅した。もうちょっと賢くプレーできると思う。難しい場面でスパイクがアウトになったり、シャットアウトされるんじゃなく、自分たちを信じてリバウンドを取るとか、相手の嫌がるところに返すとか。そういうところは明日からすぐに改善できると思う」と修正ポイントを挙げた。
29日に行われるホームゲーム2戦目は東レアローズとの対戦。試合開始と同時に全力を解き放ち、初勝利を目指す。
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