第59回近畿6人制バレーボール総合男子・女子選手権大会 準決勝
- 開催日時
- 2017年9月 3日(日) 12:05
- 会場
- 大阪市中央体育館
2
- 25-22
- 25-18
WIN
0
スターティングメンバー
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栗山 雅史
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小川 猛
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星谷 健太朗
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鈴木 寛史
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山本 湧
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米山 達也
酒井 大祐
リベロ
リザーブメンバー
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ヤドリアン エスコバル
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岡本 祥吾
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藤中 謙也
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鶴田 大樹
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加藤 久典
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松林 憲太郎
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高橋 賢
試合経過
近畿総合選手権大会準決勝、サンバーズは近畿大学と対戦した。
第1セットの立ち上がりはスパイクミスが出て0-2と先行される。しかし先発出場した小川が立て続けにスパイクを決めて4-4と追いつき、栗山のパイプ攻撃で6-5と逆転。その後も小川のバックアタック、栗山のサービスエースで8-5とリードを広げた。その後1点差に追い上げられるが、米山のスパイクで流れを切ると、栗山のブロック、米山のサービスエース、小川のブロックで14-10と再び引き離す。その後も米山がバックからツーアタックをしかけるなど多彩な攻撃で相手を翻弄。米山がフローターサーブでノータッチエースを奪い17-10と一気に引き離した。終盤は小川や栗山のバックアタックが機能し、25-14と大差をつけて第1セットを先取した。
第2セットもサンバーズは隙のない立ち上がりを見せる。好守備から米山のバックアタックなどで3-0と先行。星谷の好守備が得点につながり5-1とリードを広げた。その後もサンバーズはブロックとディグで粘って相手のミスを誘い8-3とした。追い上げられても小川の力強いバックアタックで流れを断ち切り、米山のスパイクやサービスエースで再び得点を重ねていく。リベロ高橋の好守備を小川が得点につなげて流れを渡さず、終盤には星谷、岡本の連続ブロックで21-12と点差を広げた。この試合も終止守備が機能し、25-17でセットを連取。2年連続の決勝に進出した。
この試合は、米山がライトやセンターからバックアタックをしかけたり、栗山もレフトのバックアタックを打つなど、多彩な攻撃のバリエーションを見せた。
セッターの山本は、「僕自身、去年よりパイプを使う意識が高いし、サイドの選手は全員がバックアタックも両サイドから打てるようにしていて、いろいろなところを使おうというふうにやっています。誰かがフェイントを拾ってつぶれたら、そこに他の選手が入るとか。昨シーズンは単調で、ジャン(エスコバル)だけになってしまうことがあったけど、攻撃が散らばるようになってきたので、そこはすごくいいかなと思います」と手応えをのぞかせた。
攻守ともに今季の強化の成果が見えている今大会。次は決勝でV・プレミアリーグのパナソニックパンサーズを相手に、その成果を試しにいく。