第59回近畿6人制バレーボール総合男子・女子選手権大会 準々決勝
- 開催日時
- 2017年9月 3日(日) 09:30
- 会場
- 大阪市中央体育館
2
- 25-22
- 25-18
WIN
0
リザーブメンバー
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松林 憲太郎
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加藤 久典
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山本 湧
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小川 猛
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栗山 雅史
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米山 達也
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酒井 大祐
試合経過
近畿総合選手権大会2日目、サンバーズは準々決勝で近畿クラブスフィーダと対戦した。
試合の立ち上がり、サンバーズは相手に連続ブロックを許し0-3と先行された。それでも、ユニバーシアードで銅メダルを獲得して帰国したばかりの藤中のバックアタックで2-3と追い上げる。さらに、この日はアウトサイドで先発した鶴田のスパイクや岡本のブロックで6-6と追いついた。リードされても藤中のスパイクや鶴田のバックアタックで追いつく。サンバーズはブロックを抜けたボールを体を張って拾うなどボールに食らいつき粘りを発揮。サービスエースを奪われて再び先行されたが、またも追いつき、鶴田のスパイクで14-13とようやく逆転した。
しかし、抜け出したい場面でお見合いやパスミスが出てチャンスを逃すと、レセプションを崩され16-17と逆転を許す。それでも終盤、好守備からエスコバルが立て続けにスパイクを決めて連続得点を奪い19-17と先行した。その後追いつかれるが、最後は藤中、エスコバルがカウンターアタックを決め25-22で逃げ切った。
第2セットは互いにサイドアウトを取り合うが、サンバーズはパイプ攻撃のコンビが合わず先行を許すと、近畿クラブのブロックで6-9とリードされた。しかし星谷のクイックで流れを切り、このセットのスタートから入った小川のブロック、山本のノータッチエースで9-9と追いつくと、さらに小川のカウンターアタックで逆転。藤中のブロックで11-9とリードした。その後追いつかれるが、星谷のサーブで崩し、鈴木がダイレクトスパイクを打ち込んで14-12と再びリード。
終盤には、ピンチサーバーとして登場した米山が2連続サービスエースや、パイプ攻撃を決めて一気にマッチポイントを握ると、最後は小川が力強いスパイクを決め、6連続得点で試合を締めくくった。
試合を通してディグがよく上がり、ノータッチでボールが落ちることが少なかった。鶴田は、「今年はまずノータッチで落とさないことを意識してやってきました。『上がりそうにないなと思ったボールでも、手を出していけば、徐々に上がるようになる』と荻野監督に言われて、やっていくうちに、本当に上がるようになってきた。ただ、みんなディグは上がるようになったけどその後のつなぎが悪くて、スパイカーが打ち切れるトスが上がっていないのでそこが課題」と語った。
この試合はアウトサイドで先発出場したが、今シーズンはリベロで勝負する。今年は初めて全日本を経験。「我慢強くなったかなと思う。海外のチームは強いサーブが何本も何本も立て続けに来るので。それに、1本崩されても引きずらなくなったと思う」と収穫を明かす。世界の舞台で得たものを、今季のサンバーズで存分にいかすつもりだ。