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試合日程・結果

GAME

2016/17 V・プレミアリーグ ファイナル6 ジェイテクト戦

開催日時
2017年2月18日(土) 15:00
会場
パークアリーナ小牧
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

3

  • 24-26
  • 25-13
  • 25-22
  • 25-22

WIN

1

ジェイテクトSTINGS

スターティングメンバー

  • ヤドリアン エスコバル

  • 鈴木 寛史

  • 鶴田 大樹

  • 藤中 謙也

  • 塩田 達也

  • 山本 湧

酒井 大祐

リベロ

リザーブメンバー

  • 山村 宏太

  • 岡本 祥吾

  • 柳田 将洋

  • 星谷 健太朗

  • 小川 猛

  • 栗山 雅史

  • 高橋 賢

試合経過

2016/17V・プレミアリーグは、ファイナル6が開幕した。昨季は立つことのできなかったこの舞台に、今季レギュラーラウンド4位で進出したサンバーズは、5位のジェイテクトSTINGSと対戦した。
 第1セットの立ち上がり、鶴田のサービスエースなどで3-1と先行するが、ミスが続き3-4と逆転される。その後は一進一退の展開となるが、中盤、ブロックとディグが噛み合ったサンバーズは、ジェイテクトのエース、カジースキ・マテイのスパイクを拾い、藤中が次々に速いスパイクで切り返して連続得点を奪い14-11とリードした。ミスで追い上げられるが、ラリーを鶴田のスパイクでものにして19-16と再びリード。しかしジェイテクトのカウンターアタックなどで20-20と追いつかれる。コンビミスなどで得点チャンスをなかなかものにできないサンバーズは流れを手放し、ツーアタックをブロックされ22-23と逆転された。デュースに持ち込むが、最後はスパイクミスが出て24-26でセットを失った。
 仕切り直した第2セットは、エスコバルのサーブで崩して連続得点を呼び込み5-2と先行。塩田のクイックやエスコバルのスパイクでリズムよくサイドアウトを重ねていく。中盤はブロックのワンタッチから鈴木のクイックで切り返し、鶴田のサービスエース、エスコバルのカウンターアタックで12-6とリードを広げた。サンバーズはサーブも機能し、鈴木のサービスエースや、エスコバルのサーブで崩して藤中がブロックを決め17-8と大差を付けた。終盤は鶴田のスパイクやブロックで点差を広げ、最後は鈴木が鋭いフローターサーブでエースを奪って締め、サンバーズがセットを取り返した。
 しかし第3セットはジェイテクトのサーブに押され、返球が乱れたりスパイクミスが出て2-5と先行される。それでも、藤中の連続ブロックや、鶴田の好守備から藤中がスパイクを決めて9-9と追いついた。さらに、鶴田のサーブで揺さぶってミスを誘い10-9と逆転。その後も、藤中のこのセット3本目のブロックやエスコバルのカウンターアタックなどで15-11と点差を広げた。ジェイテクトのサービスエースやサンバーズのスパイクミスで追い上げられ、ブロックに捕まり17-17の同点とされるが、終盤、山本のサービスエースで再び抜け出し、ジェイテクトのスパイクミスで22-19とリード。追い上げられるが、酒井の好守備をエスコバルが得点につなげて逃げ切り、サンバーズが2セットを連取した。
 第4セットも好守備をエスコバルが得点につなげて2-0と先行するが、スパイクミスで追いつかれる。それでも鈴木のブロックで7-5と抜け出した。ジェイテクトのブロックで8-9と逆転されるが、中盤、鶴田のサーブで揺さぶり、酒井や藤中の好守備を、藤中がカウンターアタックでものにして10-9と逆転。さらに、エスコバルのカウンターアタックや藤中のブロック、鶴田のサーブで崩して得点につなげ13-9と突き放した。その後も、塩田のクイック、ブロックで16-11と点差を広げた。終盤、ジェイテクトのブロックで追い上げられるが、サンバーズはエスコバルや藤中のスパイクで逃げ切り、逆転で勝利を収めた。
 この日はジェイテクトの得点源であるカジースキを抑えたことで試合を優位に進められた。鈴木は、「彼にサーブを集めて揺さぶり、少しずつストレスをかけて仕事がしにくいようにした。その上でスパイクに関しては、彼の前のブロックが山本の場合と、エスコバルの場合でそれぞれ傾向が出ていたので、それにのっとって、ブロックとディグで対応し、おのおのの役割が果たせていたと思う」と語る。リベロの酒井も、「誰がどこに入るかというのがしっかり決まっていて、それを遂行しただけ。今日はブロックの上からドンと打たれても、(レシーバーの)体に当たることが多かった。スタッフのおかげです」と振り返る。
 1年目、2年目の選手にとっては初めて経験するファイナル6。2年目のセッター山本は、「気持ちが入りすぎて硬くなったというか、1セット目は地に足がつかない感じだった。内定選手だった時、ファイナル6を勝ち上がって2位になるのを見ていたけど、ここで勝つ難しさは、外から見ているのと、実際やるのとでは相当違うと感じました。1セット目は自分のせいで取られてしまったけど、今日はみんなにカバーしてもらって、とにかく勝ててよかった。来週からは今日の後半のように思い切ってやりたい」と反省を口にした。
 1年目の藤中は、安定したレセプションに加え、ラリー中の難しいトスを得点につなげたり、6本のブロックポイントを挙げるなど頼もしい活躍を見せた。「ファイナル6は負けられないというのは頭にありましたが、だからといってプレーが縮こまってもしかたがないので、言い方は悪いですけど、負けてもいいや!ぐらいの気持ちで割り切って挑もうと思っていた。それが今日はいい形で出たかなと思います」
 サンバーズはレギュラーラウンドの持ち点2ポイントに、この日の勝ち点3を加え、好スタートを切った。酒井は、「勝ち点5になったわけだから、もうすぐ上が見えてくる。若いチームなので、初戦に勝ったことで勢いづくと思いますし、来週の試合に向けていい雰囲気で準備ができる。1週間、心の準備をしっかりして、来週に向かいたい」と決意を語った。
 この日の勝利で3位に浮上したサンバーズ。ここから勢いを増し、目指す舞台へ駆け上がる。

2016/17シーズン