試合日程・結果

GAME

2016/17 V・プレミアリーグ 愛知大会 豊田合成戦

開催日時
2017年1月14日(土) 13:00
会場
会場 パークアリーナ小牧
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

0

  • 23-25
  • 20-25
  • 24-26

LOSE

3

豊田合成トレフェルサ

スターティングメンバー

  • ヤドリアン エスコバル

  • 星谷 健太朗

  • 藤中 謙也

  • 栗山 雅史

  • 鈴木 寛史

  • 山本 湧

酒井 大祐

リベロ

リザーブメンバー

  • 山村 宏太

  • 岡本 祥吾

  • 鶴田 大樹

  • 塩田 達也

  • 松林 憲太郎

  • 小川 猛

  • 高橋 賢

試合経過

2016/17V・プレミアリーグはいよいよ3レグがスタート。現在5位のサンバーズは、3位の豊田合成トレフェルサと対戦した。
 第1セットの立ち上がり、エスコバルが豊田合成のブロックに捕まるが、サンバーズも栗山が相手のエース、イゴール・オムルチェンをシャットアウトして追いつく。しかしサンバーズのスパイクが豊田合成の堅い守備に拾われて切り返され6-9と先行された。その後、再び栗山のブロックでポイントを奪い、そのブロックがプレッシャーとなったのか、相手にスパイクミスが出て11-12と追い上げた。ところが同点とするチャンスをものにできず、豊田合成のブロックで再び引き離される。鈴木の力強いクイックで流れを呼び戻すが、終盤、ミスが出たり相手にサービスエースを奪われ14-19と点差を広げられた。
 それでもサンバーズは、「自分の課題だったスパイクを改善するために、年末年始は自分に合ったトスや助走の入り方を、(山村)宏太さんたちと一緒に考えながらコンビ練習をしてきた」と言う星谷のクイックでリズムを立て直す。さらに、星谷のサーブで揺さぶり、鈴木のブロックや栗山、エスコバルのスパイクで切り返し21-22と迫ったが、あと一歩届かず、第1セットを先取された。
 第2セットはエスコバルのブロックで2-0と先行するが、豊田合成のサービスエースやブロックで逆転され、ラリーをものにできず5-8とリードされた。中盤は藤中や栗山、鈴木のスパイクでサイドアウトを重ねるが、レセプションが乱れた時にスパイクミスで失点にしてしまい9-13とされた。さらに、豊田合成のサービスエース、ブロックで9-16と大差をつけられた。点差を詰めたいサンバーズだがサーブミスが続いて追い上げられず、終盤、相手ブロックでさらに点差を広げられる。途中からコートに入った岡本や藤中のブロックで追い上げ、さらに、星谷が相手のクイックをシャットアウトするが及ばず、第2セットも奪われた。
 第3セットは栗山やエスコバルのスパイクでサイドアウトを重ねるが、相手ブロックに捕まったりスパイクミスが出て4-7とまたも先行される。それでもエスコバルのスパイクや藤中のブロックで6-7と追い上げ、好守備をエスコバルが得点につなげて8-8と追いつく。その後再びリードされるが、中盤、エスコバルが立て続けにカウンターアタックを決め16-15とついに逆転した。逆転されても、サーブから入った鶴田が前衛に回ってスパイクを決め、さらに好守備からエスコバルがカウンターアタックを決めて19-18と再逆転。豊田合成のブロックで逆転されても、エスコバルのスパイクで得点を重ねデュースに持ち込む。しかし最後はサービスエースを奪われ、24-26でゲームセット。セットカウント0-3で敗れ、リーグ戦は年をまたいで4連敗となった。
 この日はセッター山本に代わり、第2セット途中から岡本が入り、第3セットは接戦に持ち込んだが、セットを奪うことはできなかった。
 岡本は、「あまり雰囲気がよくなかったので、自分が入って流れを変えたかった。エスコバルの調子があまりよくなかったので、もう1人サイドに踏ん張れる選手が必要だと思った。(岡本は栗山と一緒に二枚替えで入ることが多かったため)栗山とはお互いのコンビに信頼を置いているので、そこをしっかり奮い立たせることを意識したんですが、もう一歩のところで届かなかった。タイム中の会話とか、そういうところから、全員が一つの方向を向けるように変えていかなければいけないと感じました」と語った。
 劣勢の中でもラリーに持ち込む場面はあったが、サンバーズはそこで決めきれず、乗り切れなかった。逆にラリーを制した豊田合成を勢いに乗せてしまった。
 1レグから2レグにかけて連勝していた頃、選手たちは「やるべきことがシンプルになっているので、うまく回っている」と話していた。しかしこの日、リベロの酒井は、「シンプルじゃなくなっているのが、(連敗の)一番の要因かなと思う。例えば返球がレフト側に寄ってしまった時にも、つなぎのボールを無理矢理ライトに持っていって、結局打てない、というようなシンプルさに欠ける場面があった」と指摘した。
 勝ちたいという思いは誰もが同じだが、今はそのための意思統一にズレが生じてしまっている。
 次週は今シーズン最後の東京ホームゲームが行われる。今季、ホームゲームは全勝している縁起のいい場所。サンバーズの戦い方を全員が再確認し、ホームゲームから再浮上を狙う。

2016/17シーズン

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