近畿総合選手権大会2日目。サンバーズは準々決勝で大塚高校と対戦した。
サンバーズは前日と同じく栗山、米山、塩田、星谷、山本、藤中、リベロ高橋というスターティングメンバーで臨んだ。
　第1セット、サンバーズは大塚高の堅い守備に阻まれ思うようにスパイクが決まらない。大塚高は巧みなコンビバレーで小気味よくサイドアウトを重ね、序盤は一進一退の展開となる。それでも、サンバーズは栗山のサービスエースで流れを引き寄せると、塩田のブロックで抜け出し、米山の連続得点、星谷のブロックで15-11と点差を広げた。終盤は栗山、藤中の時間差攻撃などコンビのバリエーションも披露し、25-18でセットを取った。
　第2セット、サンバーズは相手に負けじとボールを追って守備が機能し、米山や藤中のスパイク、星谷のブロックで得点を重ね8-4と先行した。中盤、レセプションを崩され、攻撃も噛みあわず12-11と追い上げられるが、栗山のスパイクで流れを取り戻し、星谷のサービスエースなどで20-14と再びリードを広げる。最後は、ピンチサーバーで入った柳田の強力なサーブで崩し、鶴田、栗山のスパイクで連続得点を奪って25-16でゲームセット。準決勝進出を決めた。
　準決勝では、パナソニックパンサーズを破って勝ち進んだ大阪産業大学と対戦する。