試合日程・結果

GAME

2015/16 V・プレミアリーグ 枚方大会

開催日時
2015年11月29日(日) 14:00
会場
パナソニックアリーナ
サントリーサンバーズ大阪
サントリーサンバーズ大阪

1

  • 25-22
  • 16-25
  • 20-25
  • 23-25

LOSE

3

パナソニックパンサーズ

スターティングメンバー

  • 金子 隆行

  • 阿部 裕太

  • 鈴木 寛史

  • 星谷 健太朗

  • エバンドロ グエッラ

  • 柳田 将洋

鶴田 大樹

リベロ

リザーブメンバー

  • 山村 宏太

  • 岡本 祥吾

  • 椿山 竜介

  • 栗山 雅史

  • 米山 達也

  • 松崎 廣光

  • 酒井 大祐

試合経過

2015/16V・プレミアリーグは2レグがスタート。サンバーズは、1レグ2位のパナソニックパンサーズと対戦した。
 サンバーズは5試合ぶりに復帰したエバンドロが最初の得点を決めると、柳田の得意のパイプ攻撃(コート中央部分からのバックアタック)も決まり、リズムよくサイドアウトを重ねていく。中盤、8-10と先行されたが、酒井の好守備からエバンドロのスパイクが決まり追いつくと、エバンドロのブロックで12-11と逆転。さらに、エバンドロのサービスエースやカウンターアタックで16-13とリードを広げた。終盤にもエバンドロのブロックが出て引き離し、サンバーズが第1セットを先取した。
 しかし第2セットは、エバンドロにトスが集まったところでミスやシャットアウトとなり5-9と先行された。サンバーズは星谷のこのセット2本目のブロックなどで追い上げをはかるが、中盤、攻撃が単調になってブロックに捕まり、点差を広げられる。終盤、コートに入った栗山がスパイクを決めて流れが変わり始めるが、点差は詰められず、セットを失った。
 仕切り直した第3セット、金子が巧みにカウンターアタックを決め先行すると、星谷の連続ブロックで5-1とリード。星谷はコートを走り回りチームのムードが一気に高まる。さらに、2セット目途中から入った山村がクイックやサービスエースで得点を重ねる。調子を取り戻したエバンドロのカウンターアタックも決まり、13-6と大差をつけた。
 ところが、その後、相手にサービスエースを与えてしまい、流れが変わる。サンバーズのスパイクを拾われて次々に切り返され、1点差に詰め寄られた。柳田のブロックで再び点差を広げるが、終盤、パナソニックのサーブに崩されてスパイクミスが続き、7連続失点。19-23と一気に逆転され、セットを奪われた。
 第4セットは星谷のブロックなどでピンチをしのぎ一進一退の展開となるが、サンバーズにスパイクミスが出て先行される。それでも、栗山が勢いよくバックアタックを決めると、エバンドロのブロック、金子のノータッチエースで9-9と追いついた。一気に引き離したいところだが、サンバーズはサーブミスが続き勢いを持続できない。中盤、好守備からエバンドロが得点を奪い15-15と追いつくが、コンビが合わず再び引き離される。それでも終盤、エバンドロのサーブで崩し、山村のブロックなどで20-20と再び追いついた。ところがその後、ブロックに捕まり再びリードされる。パナソニックのマッチポイントから、サンバーズはワンポイントブロッカーの鈴木を投入してワンタッチを取り、金子がスパイクを決めて23-24と迫ったが、あと1点届かず、接戦を落とした。
 怪我からの復帰戦となったエバンドロは、試合後、悔しさをあらわにした。
「スタートはすごくよかったけれど、2セット目は最悪だった。先週の火曜日からフルメニューで練習し始めたばかりで、まだ自分に試合のリズムが不足していた。試合に臨むにあたって、自信はあったし、絶対に勝つぞという気持ちで臨んだけれど、結果として本当に残念です。次の試合ではもっといいプレーをお見せしたい」
 ただ、敗戦の中でも、エバンドロは星谷の活躍を讃えた。この日の星谷は6本のブロックポイントを挙げ、そのうち3本は、パナソニックのブラジル人選手、ダンチ・アマラウのパイプ攻撃をシャットアウトしたものだ。
「ダンチのパイプは対応するのがすごく難しいプレーなのに。星谷の活躍にはすごく感動した」とエバンドロ。
 その星谷は、「パナソニックの攻撃は速いので、自分たちができることを割り切ってやった結果」と振り返る。
 3戦連続のスタメン出場となった2年目のミドルブロッカーは、一戦一戦存在感と自信を増している。しかし、何よりも欲しいのは勝利だ。
「どうしても勝ちたい試合だった。エバも戻ってきて、立ち上がりはよかっただけに、非常に悔やまれます。技術的な部分だけでなく、強気でいく精神的な強さが必要だと感じた。相手どうこうよりも、ジルソンがいつも言うように、自分たちを信じることが大事。今日はいいプレーも出て、自分たちの得点パターンも見えてきたので、そこがもっといっぱい出るようにして、勝負どころでのコンビや連携のミスをなくしていけば勝てる。控えの選手も全員で、愚直に勝ちにこだわってやっていきたいと思います」
 コートを走り回って盛り上げるサンバーズの元気印が、次はチームに勝利を呼び込んでくれるはずだ。

2015/16シーズン

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