2015/16 V・プレミアリーグ 東京HG
- 開催日時
- 2015年11月21日(土) 14:00
- 会場
- 大田区総合体育館
0
- 20-25
- 21-25
- 17-25
LOSE
3
スターティングメンバー
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星谷 健太朗
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柳田 将洋
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阿部 裕太
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椿山 竜介
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金子 隆行
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鈴木 寛史
鶴田 大樹
リベロ
リザーブメンバー
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山村 宏太
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岡本 祥吾
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山本 湧
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栗山 雅史
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米山 達也
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松崎 廣光
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酒井 大祐
試合経過
前週、フルセットの激戦を制し今季初勝利を挙げたサンバーズは、11月21日、大田区総合体育館で、今シーズン最初のホームゲームに臨んだ。相手は現在7位の堺ブレイザーズ。
試合の立ち上がり、サンバーズは今季初スタメンのミドルブロッカー・星谷がブロックを決めて走り回り、チームに勢いをつける。序盤は互いにサイドアウトを取り合う展開となり、サンバーズは椿山の力強いスパイクを中心に、拾われても何度も攻撃を繰り出してサイドアウトを重ねていく。しかし中盤、堺の2本のブロックなどで8-11とリードを許す。サーブで崩しても、堺の高さのある攻撃を封じられず、点差を詰めることができない。終盤には堺の強烈なサーブに崩されて点差を広げられる。鈴木のブロックや、椿山のノータッチエースなどで猛烈な追い上げを見せるが、最後はつなぎのミスが出てしまい、第1セットを失った。
第2セットも追う展開となるが、金子のブロックで流れを食い止め、椿山が難しいトスを決めて5-5と振り出しに戻す。中盤、サンバーズのミスで7-10とリードされるが、金子や鈴木のスパイクで得点を奪い、椿山のバックアタックでラリーを制してじわじわと追い上げる。柳田のパイプ攻撃も立て続けに決まり点差を縮めるが、堺の堅い守備に阻まれて追い上げきれず、第2セットも奪われた。
第3セットも1-4と出遅れるが、2セット目終盤からオポジットに入ったキャプテン栗山のノータッチエースで追い上げ、阿部のブロックで追いつくと、栗山のバックアタックで6-5と逆転。サンバーズはサーブで攻め、栗山が高い打点から力強いバックアタックを次々に決めて8-6とリードした。しかし中盤、堺のブロックに捕まり、サービスエースを奪われて9-11とリードを奪われる。その後も堺の強烈なサーブから連続得点を奪われ11-20と一気に点差を広げられた。ピンチサーバーとして登場した米山の2本のサービスエースや柳田のスパイクなどで追い上げたが届かず、セットカウント0-3で敗れた。
この日は終止、堺にリードを許し、そのせいで相手に気持ちよくサーブを打たせてしまい、苦しい展開となった。
金子は「相手が思い切っていいサーブを打ってきた時にも、レセプション陣が、しっかりコートの真ん中あたりに返して、打つべき人が打っていくという状況を作れれば、流れはこちらに来たと思うけど、そこで我慢しきれずにレセプション陣が直接失点してしまった」と悔やむ。
「ホームゲームということでたくさんの方がサンバーズのために応援に来てくれて、そんないい状況の中でプレーができたのに、その中でストレート負けしてしまったことが本当に悔しいし、先週の日曜、ああやって粘り強く勝ったのに、今週また逆戻りしてしまったことも悔しい」と唇を噛んだ。
前週の試合は途中からコートに入り、勢いよく走り回って流れを変え、この日、今季初先発となった星谷も、試合後は反省ばかりが口をついた。
「最初にブロックが出たのはよかったんですが、日頃からの僕の課題であるコンビが詰め切れていなくて、リードしたいところでクイックを決めてリードできなかった。そこは修正していかないと。先週の勢いをいかに保つかというのをみんな意識してやっていたと思うんですが、今日は相手の方がディグやブロックがよくて、こちらが(サーブ権がある時の)ブレイクを取ることができず、なかなか勢いが出なかった。そういう中で、どう盛り上げたらいいのかと悩むところもあったんですが、僕としてはもう少しバカ騒ぎができればよかったのかなと反省しています」
次戦のFC東京戦もホームゲーム。このままでは終われない。
「皆さんにたくさんの応援をいただいているので、その中で自分たちに何ができるかということをもう一度考えてやっていきたい」
星谷は自分に言い聞かせるように、リベンジを誓った。