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  4. 食の安全について

食の安全について

お客様にご安心いただくために、サントリーグループ全体でさまざまな取り組みを行っています。

原料の安全性について

商品に使用する食品添加物や保存料などの原料は、食品衛生法など国内の関連法規に適合した安全なものであることを確認しています。また、残留農薬についても残留農薬ポジティブリスト制度に対応した保証体制を構築しています。

容器の安全性について

缶や瓶、ペットボトル、紙パックなどの容器別に、素材の選定から設計、製造までのすべての段階で、想定されるリスクを評価し、法律への適合と安全性の確保を実現しています。

アレルギーについて

食品については消費者庁が定める「食品表示基準」に従い表示を行っています。酒類については表示を免除されていますが、自主的に同基準を準用し、表示しています。

放射性物質に対する
取り組みについて

お客様にご安心いただける製品をお届けするために、行政の指導に従うとともに、自主的な放射性物質分析も継続的に実施しています。

PFASに対する
取り組みについて

お客様にご安心いただける製品をお届けするために、PFASに関する分析を定期的に実施しています。

使用する原料について

食品添加物の使用・
安全性について
保存料などの食品添加物を必要に応じて使用していますが、食品衛生法など国内の関連法規に適合した安全な原料であることを確認しています。
遺伝子組換え原料の
使用について
遺伝子組換え農産物とこれを原料とする加工食品の使用と商品への表示に関しては、国内の関連法規に従っています。 また、「遺伝子組換え作物を含む」という表示が必要な商品は、サントリーでは取り扱っていません。
ワインに使われている
酸化防止剤や
保存料の安全性について
亜硫酸塩、ソルビン酸などの酸化防止剤や保存料はワインの製法に欠かせません。亜硫酸塩は発酵前に酵母以外の有害な微生物の活動を抑えたり、アルデヒドのような不快な香りの成分を除く役目を果たしたりしています。またオリ引きの際や瓶詰め後における酸化による劣化を防ぐ働きもしています。ソルビン酸は瓶内での酵母の繁殖を抑えるために用いられる場合があります。歴史的にも古くから世界中のワインで使用されており、我が国をはじめ諸外国でも安全性は十分に証明されています。食品衛生法で使用基準が設定されていますが、サントリーでは、輸入ワインも含め、必要な場合は使用基準に準じて使用しています。
健康食品に使われている
ゼラチンについて
健康食品に使用しているゼラチンは、BSEの原因物質が存在しない牛の骨および皮を原料としております。また、ゼラチンの製造工程にはBSEの危険性が除去される工程があり、ゼラチンの安全性について二重の保証をしています。

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農薬について

残留農薬などの
品質保証体制について
2006年5月から施行されている残留農薬ポジティブリスト制度に対応した残留農薬の保証体制を構築しています。基本的な品質保証のしくみは、厳しい社内基準の設定、農薬の把握、取引先からの品質保証書の取得、分析による保証などの組み合わせです。さらに、書面だけでは判断のできない項目については、必要に応じ現地訪問を実施しています。 すべての食品とすべての農薬が規制対象となっていますが、サントリーでは、購買し使用する原料が残留基準に適合していることを保証することで、提供する商品が安全であることを保証しています。また、加工度の高い原料も含め、購買し使用するすべての原料について保証する体制を強化する取り組みを継続しています。具体的には、業界の活動とも連携し農薬の使用実態の把握をさらに推進するとともに、分析で確認する対象農薬を拡大したり、独自のトレーサビリティシステムの構築を行ったりしています。
ウーロン茶葉の
品質管理体制について
長年、指導・育成し協力関係にある信頼のおける茶葉生産農家、商社を通じて茶葉を調達しています。その上で、農薬の使用実績の把握など残留農薬の源流管理の取り組みを行うとともに、茶葉生産農家からウーロン茶飲料製品までのトレーサビリティ体制も構築しています。サントリーでは、2004年に自社の品質保証センターを上海に設立し、有機リン系殺虫剤のメタミドホス、トリアゾホスや、フィプロニル、インドキサカルブを含む約420種類の農薬の一斉分析を行い、日本の食品衛生法への適合性を確認して、日本へ輸出を行っています。また、同センターでは、茶葉生産農家の指導も商社と共同で行っています。
ウーロン茶葉の
農薬分析について
残留農薬等を分析する場合は、実際に使用している農薬以外にも、その地方(国)で一般的に使用されている農薬、国が現在検査対象としている農薬、また当該原料において過去に国や自治体などが検査をして残留があると公表された農薬について、原料を購買する前に分析します。

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容器の安全性について

アルミ缶の安全性について
アルミニウム摂取とアルツハイマー症の関係について、かつてその関連が議論されたことがありましたが、現在は、さまざまな研究により、アルミニウム摂取とアルツハイマー症とは無関係であるというのが定説になっています。なお、清涼飲料水やビール、チューハイなどに使用されているアルミ缶は、内面がPET(ペット)などの樹脂でコーティングされており、中味が直接アルミと接触することはなく、中味にアルミが溶け出すことはありません。

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