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サントリーのデジタルへの取り組み

ペーパーレスによる働き方改革

契約書作成・稟議・捺印・支払などをペーパーレス化、一連の業務をオンライン上で完結することで業務効率化・コスト削減を実現。
さらにテレワーク等どこでも業務が可能な体制に変革。

概要と目的

2018年より、社内でペーパーレスプロジェクトを発足させています。これは、紙をなくすこと自体が目的ではなく、紙があるために場所や時間にしばられている状態から社員を解放し、業務を効率化することを目的としたものです。さらに、災害時など、出社できない、紙が輸送できないといったBCP(Business Continuity Plan/有事のリスク管理を目的とした事業継続計画)も見据えています。
稟議、契約書作成・捺印、文書保管、支払に至る一連の業務を、オンライン稟議・電子承認、電子捺印、電子保管、電子請求書、AI-OCRなどデジタル技術をフルに活用し、同一ワークフローシステム上で連携させる一気通貫のペーパーレス新システムを2020年6月から稼働させ、新型コロナウイルスを契機にした新しい働き方においても、大いに成果を上げています。

効果※2020年~2022年の3ヵ年

  • 紙回付、発送の工数削減(創出時間約10万時間/年)
  • 2022年には対象となる国内グループ社員約1万人がオンライン上で利用可能
  • 契約書の紙代、印紙代、郵送代の削減
  • 300万枚/年の紙を削減し、約18トンのCO2排出を削減

稟議・契約という、取引上流から支払い・文書保管という下流までの業務を一気通貫でオンライン上にて実施している本事例は、先進的な企業の取組として、各マスメディア等で取り上げられた他、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「DX銘柄2021」において、「デジタル×コロナ対策企業」(レジリエンス部門)に選定されました。

オンライン化(ペーパーレス )による業務フロー変化の図 オンライン化(ペーパーレス )による業務フロー変化の図