サントリーホールは、2021年に開館35周年を迎え、その記念事業のひとつとして、デジタル活用推進の基盤となる新プラットフォーム「デジタルサントリーホール」をサントリーホールのウェブサイト内に開設しました。
「デジタルサントリーホール」は、世界中から、距離、時間、そして国境や言語を超えて「音楽」をお届けし、サントリーホールの施設やコンサートを、生活の中で身近に体感できることを目指しています。
オンライン配信、バーチャル バックステージツアー(360°自由なアングルで楽しめるバーチャル空間でサントリーホールを体験)、オンラインショップ(音楽をモチーフとしたオリジナル商品等の通信販売)、オンラインイベント、動画ライブラリー(過去の公演ダイジェストやアーティストメッセージ等)、公演アーカイブ(開館以来の公演情報が検索できるデータベース)、おすすめコラムなどのデジタル情報を掲載しています。また、海外からもお楽しみいただけるよう英語表記も基本としています。
2021年4月の開設から3年間で、デジタルサントリーホールにのべ82万人の方に訪問していただきました。主催公演を中心としたオンライン配信では、楽屋や舞台裏など普段は目にすることができないホールの裏側まで360°映像で楽しめるバーチャル バックステージツアーや、アングルにこだわって演奏風景の細部までご覧いただいたり、声楽のプログラムでは原語歌詞の日本語対訳を表示するなど、オンライン配信ならではの付加価値のある楽しみを提供しています。
また、オンラインショップは、母の日・父の日といったギフト需要や遠方から普段お越しいただけないお客様にも多く気軽にご利用いただきご好評を得ています。
さらに、世界最大級のオルガンを、仮想空間上でオルガン奏者の目線で演奏を体験する360°動画のVRコンテンツ、 「クラシック音楽の最大級のストリーミングカタログを提供する」音楽配信サービス・Apple Music Classicalのサントリーホール特集ページへバナー(導線)など、新たなコンテンツも提供しています。
今後もデジタルならではの新しいサントリーホール体験の場となるようにコンテンツ展開を強化していきます。
ぜひ一度デジタルサントリーホールで、サントリーホールの臨場感をお楽しみください。