サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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第3期活動紹介#14 食材ロスの削減をしながらこども食堂の活動を活発化・支援する仕組みづくり (NPO法人 みらいこどもプロジェクト)

◆種 別 団体
◆場 所 岩手県盛岡市、滝沢市
◆事業名 食材ロスの削減をしながらこども食堂の活動を活発化・支援する仕組みづくり
◆団体名 NPO法人 みらいこどもプロジェクト

9月15日、みらいチャレンジプログラム第3期の活動である「牡蠣養殖場から発生する竹廃材を活用した環境教育」について、宮城教育大学の西城 潔さんを訪問しお話ししました。

西城さんは松島湾の牡蠣養殖場から年間4万本は発生する養殖棚等の竹廃材が、その処分費用について地元漁業従事者の負担になることから未処分の場合は環境への負荷になるという地域課題を捉え、「奥松島竹廃材炭化プロジェクト」を通じて新しい産業とその循環の可能性に挑戦されています。

訪問した折には、本プログラムでチャンレジされる子どもたち向けの体験教室を通じた地元の方々への取り組みへの想いを伺いました。地域産業が抱える課題を解決しながら新たな地域資源創出につながる東松島の市民を中心に広く知ってもらうことを目指し、月例の炭焼きイベントで地元漁師の方と連携しながら環境学習プログラムやツアー、更には公開シンポジウムを開催するなど新しい地域事業の創生・定着を目指す熱意に感銘をうけました。実際に、この牡蠣養殖場の竹廃材から作る炭は、「いかだ炭」として実用本格化を目指しており、海の塩水に長期浸かっていたことで、通常の炭よりも脱臭や助燃の作用が優れているなど、まだまだ拡がる可能性にワクワクが止まりません。

私たちは、「みらいチャレンジプログラム」を通じて、「東北のみらいづくり」をこれからも応援しつづけてまいります。

■「みらいチャレンジプログラム」とは…?
東日本大震災から10年の節目を迎える今年、サントリーグループでは、岩手県・宮城県・福島県の復興・再生を目指す方々のさらなるサポートができればと考え、「みらいチャレンジプログラム」をスタートしました。第1~3期で110のチャレンジを応援し、第3期は3県で36の団体・個人(岩手県12・宮城県12・福島県12)の皆さまの“新たな1歩”を応援しています。