サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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篠田麻里子さんも参加!宮城県仙台市で第37回「アスリート・ビジット」開催

9月25日(火)、サントリーグループの東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、仙台市立岡田小学校の児童を対象に第37回「アスリート・ビジット」を実施しました。

今回は講師として「宮城MAX」の選手のみなさんが参加。「宮城MAX」はサントリーがオフィシャルパートナーとして活動をサポートしている車いすバスケットボールチームで、日本選手権で史上初の10連覇を達成した地元宮城県の強豪チームです。
また、スペシャルゲストとして、サントリーのチャレンジド・スポーツを応援している、女優・タレントの篠田麻里子さんにもお越しいただきました。

今回の参加は4年生 31名。五十嵐選手と豊島選手から、車いすバスケについてのルール説明を聞いた後、子供たちは4つのチームに分かれて操作体験やミニゲームを行いました。
冒頭で篠田さんから「一緒に知って、体験して、楽しみましょう」と、お話があったこともあり、子どもたちは車いすバスケ車に興味津々。操作体験では、初めて乗るバスケットボール用車いすの動きに驚いたり、思ったように動かない難しさを感じている様子でした。しかしシュート練習に移ると少しずつ慣れてきたのか、車いすバスケ体験をとても楽しんでいました。
今回は篠田さんも子供たちに混ざってミニゲームにも参加。子供たちに負けないくらい積極的にボールを追いかけ、車いすバスケ体験に夢中になっていました。

ミニゲームの後は先生対選手のスペシャルマッチが行われました。ここでも篠田さんに先生チームの助っ人として参加していただきました。先生5人対選手3人から始まり、最終的に豊島選手一人になっても選手チームの勢いは衰えず、結果2対6と選手チームの勝利で幕を閉じました。
篠田さんも選手の迫力に圧倒されながらも、果敢にボールを取りに行くなど、とても楽しんでいる様子が印象的でした。
そして選手同士のエキシビジョンマッチに移ると、会場がさらに一体となって盛り上がり。
選手のスピード感あるプレーに、子どもたちからは「すげー!」「速すぎ!」「惜しい!頑張れ!」など、様々な声援が口々にかけられました。

続いて試合の興奮が冷めやらぬ中、五十嵐選手、豊島選手、そしてゲストの篠田さんを迎えてトークセッションが始まりました。
篠田さんは、ドイツで開催された世界選手権の試合を実際に観戦されたこともあり、「車いすバスケの日本代表選手には、大きな相手にも屈しない粘り強さがある。実際観戦したときは涙が出てしまうほど、強い気持ちが伝わってきました」と、日本代表への熱い想いを語りました。

また、日本代表選手でもある豊島選手と五十嵐選手は実は同い年。五十嵐選手は、日本代表チームのキャプテンを務める豊島選手が身近にいる恵まれた環境にいられることが嬉しく、学生時代から先生や周りの人に沢山支えてもらっていますと日ごろ感じている感謝の気持ちを語ってくれました。
豊島選手は、自身が一度車いすバスケをやめなくてはならなくなった環境を振り返り、「辛い環境を自分から変える選択をしたことで、結果今車いすバスケがプレーできている。皆もつらいこと、苦しいことがこれからあると思うが、目標や夢を見失わないで、自分なりの工夫で進んでいってほしい」と力強いエールを子どもたちに送りました。
最後に「今日の体験や宮城県に日本一のチームがいることをいろんな人に話してほしい。そしてこれからも宮城MAXを応援してください!」というメッセージでトークセッションは終了しました。

サントリーグループは「PASSION FOR CHALLENGE-ともに夢に挑もう-」を掲げ、引き続きチャレンジド・スポーツの普及に取り組んでいきます。