サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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福島市で「サントリーチャレンジド・スポーツ体験教室」を実施

サントリーグループの東日本大震災復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、9月18日に福島県福島市あづま総合体育館にて、「サントリーチャレンジド・スポーツ体験教室」を開催しました。

当日は、公募で集まった子どもから大人まで約150名が参加。参加者の皆さんは、車いすバスケ、陸上競技、ボッチャ(ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うスポーツ。パラリンピックの正式種目)など複数のチャレンジド・スポーツを体験しました。

講師には、サントリーが応援する選手たちをお迎えしました。日本選手権9連覇を達成した車いすバスケチーム「宮城MAX」、地元福島の車いすバスケチーム「TEAM EARTH」、福島のパラ陸上競技・ボッチャの選手・指導者の皆さん、総勢26名もの方に参加いただきました。

車いすバスケ体験では車いすの操作からドリブル・シュートを練習し、ミニゲームを行い、慣れない車いす操作に悪戦苦闘しつつも、シュートが決まったときなどには歓声があがりました。陸上競技体験では視野を制限した状態で走る体験・走る人を誘導する体験(伴走)や車いすに乗って障害物を避けての走行(スラローム)をはじめとした複数の種目を体験し、日ごろ体験することのない状況にはじめは戸惑いながらも、楽しんでいる様子でした。
ボッチャ体験では、参加者の皆さんは選手・指導者の方の指導のもと、どうやって自分のチームのボールを目標球に近づけるかを試行錯誤しながら楽しみました。


体験後にはアスリートによるトークセッションが行われ、午前と午後あわせて4名の選手に登壇いただきました。

午前の部では陸上の佐藤智美選手、車いすバスケの日本代表候補選手、藤本怜央選手が登壇。
佐藤智美選手からは「大きな目標としては日本代表として2020年の東京パラリンピックに出場することが目標で、そのために目の前にある世界大会に代表として出場したい」と今後の意気込みを語っていただきました。藤本怜央選手からは、「2020年東京パラリンピックまでにもっと色々な方にパラスポーツやパラアスリートを知ってもらい、その上で東京パラリンピックを迎えられると嬉しい。参加者の皆さんには、今回体験したスポーツをはじめ、パラスポーツにぜひ注目して応援してもらいたい」とメッセージが送られました。

午後の部では陸上の佐々木真菜選手、車いすバスケの日本代表候補選手、豊島英(あきら)選手が登壇。
佐々木真菜選手からは「今日色々な障がい者スポーツを体験して、楽しんでもらえたなら嬉しいし、2020年に向けてもっと広まっていってもらえると嬉しい」とコメントがあり、豊島英選手からは「自分たちは「スポーツ」という形で世界を目指していく。ぜひ皆さんもスポーツだけに限らず自分のやりたいことを見つけて進んでもらえたらと思うし、今日体験して感じてもらえたことを今日だけで終わらせず今後につなげてほしい。」と参加者にメッセージが贈られました。

参加者からは「車いすバスケとスラローム、伴走が楽しかった。」「またやりたい!」「体育の授業に車いすバスケがあったら良いと思う」などの感想がありました。
サントリーグループは、「PASSION FOR CHALLENGE―ともに夢に挑もう―」を掲げ、引き続きアスリートに寄り添いながら、さまざまな活動を展開していきます。

※参加いただいた選手・指導者の皆様
【車いすバスケットボール】
宮城MAX(藤本怜央選手 / 豊島英選手 /加藤芳博選手 / 三浦秀幸選手 / 佐藤聡選手 )
TEAM EARTH(遠藤泰選手 / 内山雄介選手 / 津川欣太選手)
【陸上】
選手:佐藤智美選手 / 佐々木真菜選手 / 岡部蘭選手 / 桑折洋也選手 / 庭瀬ひかり選手 / 矢内菜々美選手 / 緑川秀太選手
指導者 :宍戸英樹様 / 斎藤俊蔵様 / 日下奈月様 / 圓谷隆雄様 /湯田吉幸様 / 佐藤祐華様
【ボッチャ】
選手:遠藤裕美選手
指導者:若松伸司様 / 國分章夫様 / 荒井郁絵様 / 青木詩子様