サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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左から、三浦拓朗事務局長(岩手県障がい者社会参加推進センター)・大井利江選手(陸上)・大井須恵子さん・坪松博之(サントリーホールディングス㈱CSR推進部部長)

岩手で「チャレンジド・アスリート奨励金」の第三期助成先発表!

サントリーグループは、東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、「チャレンジド・アスリート奨励金」の第三期を個人部門は計50名、団体部門は計21団体へ総額計3200万円助成を決定しました。

2014年から実施している本プログラムは、岩手・宮城・福島県の個人・団体への助成を通じて、目標に向かって日々挑戦するチャレンジド・アスリートやチャレンジド・スポーツの振興を目指すものです。これまでに個人149名・61団体を助成し、競技用具購入費や遠征費等に活用いただき、リオパラリンピックには助成対象選手8名が出場しました。

1月16日には、盛岡市の岩手日報社にて発表を行い、個人部門を代表してリオパラリンピックに68歳で出場し7位入賞を果たした大井利江選手(砲丸投げ)、団体部門からは、岩手県障がい者社会参加推進センターの三浦拓朗事務局長に出席いただきました。お二人のコメントは下記の通りです。

◆大井選手(砲丸投げ)
「奨励金は投擲用の用具の改修費や遠征費に活用したいです。専用用具のため一式そろえるにも高い費用が必要になりますが、購入した後もメンテナンスに費用がかかります。また、大会出場の移動にも費用を工面するのは大変で、このような奨励金をいただけることは大変ありがたいと思っています。2020年東京パラリンピック出場に向け、まずは今年4月にロンドンで開催される世界大会を目標にトレーニングをしています。現在は、筋力トレーニングのマシンもコーチと相談しながら専用マシンを作り使用しています。並行してプールでのトレーニングも取り入れて行っています。自分の記録を破り続けていきたいです」

◆三浦事務長(岩手県障がい者社会参加推進センター)
「奨励金は、障がい者スポーツの競技普及のために活用します。推進センターはどうしても大勢の方に公平に機会が与えられるように事業をしており、競技用具を購入してレンタルするという趣旨では活用する人を限定してしまうため、そこに予算を割り当てることはできないで困っていました。サントリーの支援は競技用具購入などもサポートいただいており大変助かっています。競技の普及とともに、選手の強化もできるよう準備しています」

この奨励金を一助としながら、競技レベルの向上やチャレンジド・スポーツの振興が図られ、一人でも多くの東北の選手が世界大会に出場し、東北の笑顔と元気につながってくれることを心より願っています。
サントリーグループは、創業以来のチャレンジ精神「やってみなはれ」のもと、これからも、日々果敢に挑戦し続けるアスリートたちに寄り添い、ともに挑んでいきます。