サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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宮城県多賀城市で「第2回 車椅子スポーツ導入教室」を開催

サントリーグループの復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、チャレンジド・スポーツの基盤強化・環境整備を目指し、7月9日に宮城県多賀城市総合体育館にて「車椅子操作スキルアップ研修会」を開催しました。

これは、車椅子利用者のスポーツ活動や社会参加の促進を目指し、今年から実施しているものです。3月に岩手県一関市で実施した第1回に続き、2回目の開催となる今回は、車椅子利用者と接する方や実際の利用者など、県内外各地から計25名が参加しました。当日は、ドイツ障害者スポーツ連盟公認リハビリテーションスポーツ指導者の橋本大佑さんと2010年バンクーバー・パラリンピック銀メダリスト(アイススレッジホッケー)の上原大祐さんを講師に招き、実技や講義などのプログラムを行いました。

実技のプログラムでは、前進・バック・ターンなど基本的な操作を学んだ後、段差昇降やバランスを意識して前輪を上げる操作などを学びました。その後、車椅子でできるゲーム「魔法使いと妖精」「ロミオとジュリエット」「キズナ鬼ごっこ」などを実施しました。
また、講義のプログラムでは、橋本さんより車椅子でできるゲームを実施した狙いや、指導者が気をつけるべき点などの講義が行われ、上原さんからは銀メダル獲得時のアイススレッジホッケーの動画紹介や、パラリンピック出場時の苦労、現在の活動の原動力は「夢」であるというお話がありました。

参加者からは「車椅子を押すことは仕事上たくさんあるが、操作について話したことはなく、大変参考になった」「車椅子の実際の操作方法はとても参考になった。自分が実際に実践してみてよくわかった」などの感想がありました。

次回の導入教室は8月に福島県で実施予定です。
サントリーグループは、これからもチャレンジド・スポーツの裾野拡大を目指し継続的な活動を行っていきます。