サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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福島県広野町で「第19回 アスリート・ビジット」開催

サントリーグループの東日本大震災復興支援「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、6月15日に福島県広野町立広野中学校にて車椅子バスケの出張授業「第19回 アスリート・ビジット」を開催しました。

当日は、車椅子バスケチーム「TEAM EARTH」やパラリンピアンの上村知佳選手をはじめとする福島県車椅子バスケットボール連盟から8名の選手が講師として参加し、全校生徒69名が車椅子バスケを楽しみました。

最初の走行・バック・ターンの練習では、初めて乗る競技用車椅子に生徒たちも緊張気味でしたが、シュート練習などを通し徐々に慣れてきた様子です。選手たちも熱心にアドバイスをしていました。いよいよ選手も交じってのミニゲームでは、皆さん必死で勝利を目指してボールを追いかけ、ゴールが入ると歓声が沸き起こりました。選手対先生の対決では、先生たちも果敢に選手に立ち向かう姿が印象的でした。

上村選手と「TEAM EARTH」の高橋剛志選手によるトークショーでは、競技を始めたきっかけや競技生活で得たことなどについて話がありました。最後に生徒たちに向けて、上村選手から「出来ないと思うことも工夫すればできる。足が不自由でも車椅子に乗ればバスケットが出来る。出来ないことがあっても諦めないで」「自分の夢をもって一生懸命頑張ってほしい。たとえ叶わなくても、夢に向かって努力した日々は絶対に無駄にならないよ」と熱いメッセージが送られ、高橋選手は、「成功よりも失敗からの方が学ぶことはずっと多い。どんどん挑戦して失敗して人生を豊かにしてほしい」と思いを語ってくれました。

閉会式では、生徒会長から「高い志を持って仲間と真剣に競い合う姿はとてもカッコいいと思いました。今日から私たちは選手たちのサポーターです!福島のチームが一番になるよう応援しています!」とあたたかいコメントがありました。選手からはサイン入りボール、サントリーからは車椅子バスケを題材にした漫画「リアル」をプレゼントし体験教室は幕を閉じました。

選手からも生徒・先生の皆さんからも、笑顔が溢れたひと時でした。
次回のアスリート・ビジットは、7月14日に宮城県利府市で開催予定です。

サントリーグループは「PASSION FOR CHALLENGE-ともに夢に挑もう-」を掲げ、
これからもチャレンジド・スポーツの普及に向けてアスリートともに活動していきます。

※参加いただいた選手
福島県車椅子バスケットボール連盟の皆様
上村知佳選手、高橋剛志選手、村山涼選手、遠藤泰選手、内山雄介選手、関根直紀選手、加藤寿幸選手、丸山内雄大選手