サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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【第1期奨励金】アスリート紹介⑨陸上競技・佐々木真菜選手

サントリーグループは、「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、チャレンジド・スポーツの振興や世界レベルの選手の育成・強化を目指し、「サントリーチャレンジド・アスリート奨励金」を給付しています。

奨励金対象の佐々木真菜選手は、福島県出身で陸上競技のチャレンジド・アスリートです。7月18・19日に大阪府長居陸上競技場で開催されたジャパンパラ陸上選手権大会では、400mT13*の日本記録を更新して世界選手権への派遣標準記録を突破し、今後が期待されています。

佐々木選手は、先天性無虹彩症という視覚障害のため福島県立盲学校に通っています。中学生のときに陸上競技を始め、最初は1500mと800mを専門に取り組んでいましたが、昨年からは400mと200mに転向。約1年後の今年5月に韓国ソウルで開催された世界視覚障害者大会では、出場した200m、400m(共にT13クラス)の両方で銀メダルを獲得。9月のジャパンパラ陸上競技大会では400mで大会新記録を出すなど着実に力をつけています。

佐々木選手の目標はパラリンピック出場。「自分の活躍が地域の子どもたちに元気を与え、子どもたちがスポーツをより好きになって、地域の方々と交流しながらスポーツを楽しんで欲しい」との思いから、日々努力を重ねています。
奨励金は上記世界大会ほか、大分や東京で開催される競技大会への遠征費に活用されています。

佐々木選手は、「走りのフォームを改善するなど課題はたくさんあります。今後は筋トレ及び体力づくりに重点をおき、走りの後半も同じスピードを維持できるような練習を積んでタイムが伸びるよう努力していきたいです」と意気込みを語ってくれました。

サントリーグループは、引き続き佐々木選手の活躍を応援しています!

*T13 視力は0.03から0.1、または視野20度以内での視力も0.03から0.1のもの