サントリーグループは2011年に
「サントリー東北サンさんプロジェクト」
を立ち上げ
「漁業」「子ども」「チャレンジド・
スポーツ」「文化・スポーツ」の分野を中心に
総額108億円の規模で
復興支援活動に取り組んでいます。

太陽の光がさんさんとふりそそぐように
笑顔と希望をお届けしたいという思いのもと、
これからも東北の皆さまと共に
活動を継続してまいります。

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【第1期奨励金アスリート紹介⑧
陸上競技・緑川秀太選手

サントリーグループは、復興支援活動「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環として、「チャレンジド・アスリート奨励金」を給付しています。これは、チャレンジド・スポーツの振興や世界レベルの選手の育成・強化を目指し実施するものです。

第1期奨励金対象で福島県出身の緑川秀太選手は、陸上競技のチャレンジド・アスリートです。緑川選手は、網膜色素変性症という障がいのため、福島県立盲学校高等部に通い始めてから本格的に陸上競技を始めました。短い距離を全力で走る100mや走るのとは違う魅力のある走り幅跳び(ともにクラスT12*)を選択し、練習に励んでいます。
サントリーチャレンジド・アスリート奨励金を活用して全国各地の大会に遠征しており、今年10月24日から開催される全国障がい者スポーツ大会紀の国わかやま大会では、福島県代表として出場し、自己ベスト更新を目指します。
緑川選手は、「目標は東京パラリンピック出場です。そのためには、現在指導を受けている福島県障がい者陸上協会の宍戸先生に技術的なことをもっと教わろうと考えています。 また、それ以上に時間を割きたいのが弱い体幹を鍛えることです」と今後に向けて力強く語っています。

今年3月には、福島県立盲学校高等部を卒業し、同校専攻課理療課に進学。自身の競技トレーニングと共に将来地元スポーツ選手のために働けるようスポーツトレーナーを目指して勉強中です。

サントリーグループは、引き続き、文武両道に励む緑川選手の活躍を応援していきます!

*T12 手の形を認知できるものから視力0.032までのもの、あるいは、 視野が直径10度以内のもの。競技では、「伴走」や「コーラー」が 一緒に競技することもある。