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より多くの方にメッセージを届ける──新社内資格制度「DRINK SMARTアンバサダー」創設

サントリーグループでは、ARS活動の一環として、お酒の正しい知識とお酒との付き合い方を伝える「DRINK SMARTセミナー」を続けています。そのセミナーを行う人材として、社員に対する「DRINK SMARTアンバサダー」認定制度を創設しています。サントリーホールディングス(株)リスクマネジメント本部 グローバルARS部 細川七奈がご紹介します。

  • Alcohol Responsibility and Sustainabilityの略。酒類を製造・販売する企業の責任として、アルコール関連問題に積極的に取り組んでいます。
より多くの方にメッセージを届ける──新社内資格制度「DRINK SMARTアンバサダー」創設

適正飲酒を広げる新「DRINK SMARTアンバサダー」認定

近年、アルコールに関わる事件やコンプライアンスへの関心が社会的に高まるなかで、お取引先様から「DRINK SMARTセミナー」を行ってほしいとの要望が増えてきました。「DRINK SMARTセミナー」は2011年から開始しており、これまでもアンバサダーは存在していましたが、より多くの社員にもDRINK SMARTセミナーを行ってもらえるよう改めて研修プログラムを開発し、2022年に「DRINK SMARTアンバサダー」として認定制度を新設しました。

DRINK SMARTアンバサダー研修の様子。オンラインとのハイブリッド形式で行われた研修には、お客様とのつながりの深い営業職以外の社員も多く参加。

DRINK SMARTアンバサダー研修の様子。オンラインとのハイブリッド形式で行われた研修には、お客様とのつながりの深い営業職以外の社員も多く参加。

アンバサダー認定式の様子。アンバサダーとなるには、研修を受けたのち認定テストへの合格が必須となります。

アンバサダー認定式の様子。アンバサダーとなるには、研修を受けたのち認定テストへの合格が必須となります。

私たちには、業界に先駆けてARS活動に取り組んできたという自負があります。この研修プログラムの募集に多くの社員が集まり、2022年11月には268名ものDRINK SMARTアンバサダーが誕生しました。アンバサダーの強みは、お客様に自分の言葉でメッセージを伝えられること。みなさんの力をお借りしながら、より深く正しい知識を広めていきたいですね。

「DRINK SMARTセミナー」で適正飲酒の知識を広める

研修では、酔いのメカニズム、お酒の強い弱いは遺伝子に関係していること、おすすめのお酒を飲み方など、お酒の正しい知識と付き合い方を学びます。この認定は1年ごとに更新が必要で、またアンバサダーとなった方には、年に一度は社外セミナーを行っていただくというミッションを課しています。今後は、知識の共有のためにも横のつながりづくりにも力を入れていく予定です。

新アンバサダーによる社外でのDRINK SMARTセミナーの様子。認定を取得したその月に早速セミナーを開催したアンバサダーも。積極的に適正飲酒の知識を広めています。

新アンバサダーによる社外でのDRINK SMARTセミナーの様子。認定を取得したその月に早速セミナーを開催したアンバサダーも。積極的に適正飲酒の知識を広めています。

DRINK SMARTセミナーで使用される資料では、わかりやすさを意識。アルコールの量は「ビール◯缶」「日本酒◯合」と置き換え、具体的にイメージできるよう工夫しています。

DRINK SMARTセミナーで使用される資料では、わかりやすさを意識。アルコールの量は「ビール◯缶」「日本酒◯合」と置き換え、具体的にイメージできるよう工夫しています。

お酒はサントリーグループにとって、創業の原点。上手に付き合えば、日々の暮らしに喜びや潤いを与えてくれるものです。その一方で、度を超せば、健康に害をもたらし、人に迷惑をかけることがあるのも事実です。それらを認識したうえで適正飲酒の大切さを伝えていかなければなりません。今後も酒類を扱うメーカーとして責任を持って、啓発活動を推進していきます。

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