次世代に向けた環境教育 サントリー「水育(みずいく)」イギリスでも活動開始

サントリーホールディングス(株)は、子どもたちに「水」の大切さを伝える独自の次世代環境教育プログラム、サントリー「水育(みずいく)」を5月31日(水)から新たにイギリスで開始します。

 サントリーグループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、グループ全体で共有する「水理念」のもと、自然環境の保全・再生活動など、水に関わるさまざまな取り組みをグローバルに推進しています。
 「水育」は2004年から国内で、2015年には海外で初となるベトナムでも開始しました。以降、タイ、インドネシア、フランス、中国、スペインにも拡大しており、参加した児童や教員、地元行政からも大変高い評価をいただいています。
 ベトナムでは、2022年12月にサントリー ペプシコ・ベトナム・ビバレッジ社が教育訓練省と包括的な協力協定を締結し、3カ年の計画を立てて「水育」プログラムを全国的に展開していきます。また、インドネシアでは、サントリーガルーダ グループが環境林業省および教育文化研究技術省と協力して、より多くの教員が活用できる「水育ティーチャーズ・ガイド」を作成しました。

 今回、イギリスでも「水育」を開始し、子どもたちに水の大切さを伝えていきます。未来に水を引き継ぐために、今後も、各地域の状況に合わせたプログラムによりグローバルな次世代環境教育を実施します。

 なお日本国内でも、2006年より実施している水育「出張授業」を、今年も3月16日(木)から募集開始します。
(※詳細はホームページ(https://mizuiku.suntory.jp/class/)をご確認ください。)

●イギリスでの「水育」について
サントリー食品英国&アイルランド社が、地元の河川の環境を保全する慈善団体の協力のもと、小学生までの子どもとその家族を対象に、コルフォード工場の水源エリアにあたるセヴァーン川流域での自然体験プログラムを展開します。年内に約1,000人に参加いただく計画です。水循環などの水に関する基礎知識、水と生物多様性の関係など、水の大切さや水源保全の重要性などについて学習する内容で、子どもたちに自然の仕組みや水の大切さを伝えていきます。

●サントリーホールディングス(株)常務執行役員
サステナビリティ経営推進本部長 藤原 正明 コメント
世界的にも独自性の高い当社の「水育」が、異なる文化を持つ国々に大きな共感を持って受け入れられ、グローバルに展開が加速していることを嬉しく思います。今回イギリスで展開するプログラムでは、2004年に「サントリー 天然水の森 阿蘇」で開始した「森と水の学校」と同様、地域の豊かな自然体験を通じて、子どもたちが地域社会や生態系にとっての水の大切さを学びます。受講した子どもたちによって、家族や地域社会にもこの貴重な共有資源の重要性が広まることを期待しています。

▼サントリーグループのサステナビリティ
 https://www.suntory.co.jp/company/csr/

▼水のサステナビリティ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_water/

▼サントリー「水育」
 https://suntory.jp/MIZU-IKU/

以上