イズミとサントリーが協働し「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

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サントリー食品インターナショナル株式会社は、株式会社イズミ(以下、「イズミ」)と協働し、イズミの中国・九州地域の店舗を対象に、店頭で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を10月13日(木)より開始します。広島県内のゆめタウン、ゆめマートで先行開始し、2023年中に25店舗にまで拡大していく予定です。

※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組み実施の背景
サントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。イズミは、「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」を経営理念としており、「地域貢献オンリーワン企業を目指す」を方針として、商品やサービス、店舗づくりを通じて環境保全、プラスチックごみ削減、食品リサイクル、フードロス削減といった活動を進めています。
今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の思いが一致し、このたびの取り組みに至りました。

●本取り組みについて
イズミの中国・九州地域の対象店舗で回収した使用済みペットボトルを当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用していきます。これにより、お客さまのご協力により集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、イズミでは、お客さまの水平リサイクルの取り組みへの参加促進を目的に、ペットボトル減容回収機の導入、イズミ公式アプリ(「ゆめアプリ」)を活用したポイントキャンペーン、売り場と連動した取り組み告知を展開し、「リサイクルの見える化」を推進し、地域のお客様と共に、資源の有効活用を推進します。

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〈株式会社イズミ〉
「社員が誇りと喜びを感じ、地域とお客さまの生活に貢献し続ける」を経営理念とし、「地域貢献オンリーワン企業を目指す」を方針として、広域型ショッピングモール「ゆめタウン」、近隣型ショッピングセンター「ゆめモール」、食品スーパーマーケット「ゆめマート」などを展開。中国・九州・四国地区などに広く店舗展開し、地域とお客さまの生活に貢献を続ける企業です。

 サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

 2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、"2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材のみを使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする"という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を実施していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして

※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

以上