サントリー(株)は、「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「同〈香る〉エール CO2削減缶」を9月6日(火)から全国で数量限定新発売します。
サントリーグループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。
気候変動については、2050年までにバリューチェーン全体で、温室効果ガス(GHG)排出の実質ゼロを目指しています。その達成に向け、2030年までにGHG排出量を自社拠点で50%削減※3、バリューチェーン全体で30%削減※3する「環境目標2030」を掲げ、さまざまな取り組みをグローバルに進めています。
主要な容器・包装については、商品設計から輸送、消費後のリサイクルまで、商品のライフサイクル全体での環境配慮を実践し、ペットボトルにおいては当社独自の「2R+B(Reduce・Recycle+Bio)」戦略や「プラスチック基本方針」に基づき、循環型かつ脱炭素社会の実現に努めています。
今回、(株)UACJ(以下、UACJ)と東洋製罐グループホールディングス(株)(以下 東洋製罐グループ)が共同で製造した、世界初※1のリサイクルアルミ材を100%使用した缶を、当社が「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドに数量限定で採用しました。リサイクルアルミ材100%使用缶は、通常のアルミ缶※2と比較してCO2排出量を約60%削減することができます。
今後も、環境負荷を低減する容器包装の積極的な活用や、さらなる省エネ技術の導入、再生可能エネルギーの活用等により、バリューチェーン全体でGHG排出量の削減に取り組んでいきます。
※1 缶材由来のリサイクルアルミのみを使用し、商用化されたSOT(ステイオンタブ)缶として(2022年7月 東洋製罐グループ、UACJ調べ)
※2 東洋製罐グループがUACJ製のアルミ材を使用して製缶する350ml缶
※3 2019年の排出量を基準とする
■(株)UACJ コメント
再生材100%使用という前例のない試みを、今回3社で実現することができたことは、当社のコーポレートスローガンである「アルミでかなえる、軽やかな世界」への大きな一歩と捉えております。アルミの可能性を拡げて、より良い地球環境づくりに貢献してまいります。
■東洋製罐グループホールディングス(株) コメント
今回の取り組みを、3社で協力してこのように商品として具現化できたことを大変喜ばしく思います。今後も、「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」で掲げている「持続可能な社会の実現」に向け、志を同じくするパートナーと連携し、社会を変える新たな価値創出に挑んでまいります。
■サントリーホールディングス(株) コメント
今回、バリューチェーンにおけるGHG排出削減に挑戦し、3社で実現できたことを大変嬉しく思っております。今後もあらゆるバリューチェーンの皆様と連携しながら、循環型社会の実現に向け、さまざまな取り組みを進めてまいります。
― 記 ―
▼商品名、容量、アルコール度数
「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」
350ml 5.5%
「同〈香る〉エール CO2削減缶」
350ml 6%
*希望小売価格は設定していません
▼発売期日 2022年9月6日(火)
▼発売地域 全国(数量限定)
▼品目 ビール
▼「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」ホームページ
https://www.suntory.co.jp/beer/thepremiummalts/recycle
▼サントリーグループの気候変動
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_climate/
▼サントリーグループの資源循環
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_circular/
以上