「沖縄豊見城配送センター」が本格稼働

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 サントリーホールディングス(株)は新しい物流拠点「沖縄豊見城(とみぐすく)配送センター」を4月から本格稼働しました。

 人手不足、働き方改革、環境意識の高まりなど、物流をとりまく環境は大きく変化しており、持続可能な物流への取り組みは、重要な課題となっています。サントリーグループはこれまでも、安全・安心な物流の実現に加え、先端技術を活用し、物流業務の自動化・省力化による労働負荷軽減、作業効率化、環境負荷の低減などを実現する「スマートロジスティクス」に取り組んできました。
 「沖縄豊見城配送センター」の稼働により、沖縄県での商品供給の一層の安定化を図るほか、これまで複数箇所に分散していた倉庫機能を本倉庫に統合・集約することで、在庫配置や倉庫間移動を効率化し、環境負荷低減を推進します。
 本センターではデジタルトランスフォーメーション(DX)施策として、倉庫管理システムとバース予約システムを情報連携させることにより、倉庫内業務の効率化、待機時間削減を通じたトラック乗務員の負担軽減や環境負荷低減を図っています。
※トラックを駐車して荷物の積み下ろしをするスペース

 また、本センターは「おきなわSDGsパートナー」の認証を受けています。本制度は、沖縄県がさまざまなステークホルダーとのパートナーシップのもと、SDGsの普及啓発に取り組むため、活動に意欲的な企業・団体を認証するものです。倉庫内業務の効率化、環境負荷低減を目的とした上記のDX施策や、安全品質の向上を目的としたフォークリフト操作のAI判定システム(ニュースリリースNo.13925参照)の導入などが評価され、認証に至りました。

 サントリーグループは、今後も持続可能な物流の実現に向けて、物流最適化・環境負荷低減・働き方改革の推進などのさらなる取り組みを、パートナー企業・地域行政との連携を深めながら進めていきます。

●配送センター概要

▼サントリーのエコ活「輸送」
 https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/logistics/