水のトップランナーとして、水のグローバルな規格認証機関であるAWSの国際規格 日本語版を監修

今年2月、サントリーは水の保全やスチュワードシップ(管理する責任)の規格認証をグローバルに推進する権威ある機関Alliance for Water Stewardship(以下、AWS)の要請により、AWSと連携協定を締結し、日本での水のサステナビリティ推進にむけてAWSの浸透・啓発のリーダーシップを担う企業に就任しました。(関連記事)

そして、この度、これまでの水への取り組みの経験をもとに「AWS国際規格 日本語版」(8月1日発行)の監修を務めました。 今回の日本語版の監修と発行を機に、日本におけるAWSの浸透・啓発のリーダーシップを担い、当社の「水のサステナビリティ」の取り組みへの理解を広めるとともに、日本での推進の機運を高めて参ります。

※日本で初めて認証を取得したサントリー天然水 奥大山ブナの森工場の事例は、社外の専門家からも高い評価を受け、「CDPウォーターセキュリティ レポート2018:日本版」にも好事例として掲載されました。

               奥大山.jpg                         サントリー天然水 奥大山ブナの森工場

AWSとは

AWSは、世界自然保護基金(WWF)やThe Nature Conservancy(TNC)などのNGOと企業が共同で設立した、水のサステナビリティをグローバルに推進する機関です。世界中の工場を対象とした持続可能な水利用に関するAWS認証を開発し、水の保全やスチュワードシップの推進に取り組んでいます。

AWS 国際規格 とは

工場等の拠点が影響を及ぼす「流域」の水のサステナビリティを目的に、あらゆる業界と組織を対象として、水資源の保全・管理について5つのステップ(理解・計画・実施・評価・開示)で構成された規格となります。 この規格をもとに世界49ヵ国162拠点※が認証を取得しています。

国際規格.png

※2021年7月30日現在

これからも「水と生きる」企業として、最先端の水の取り組みを行う国際機関と連携し、当社の「水のサステナビリティ」の取り組みを世界に発信し、自然環境の保全・再生につながる活動を推進していきます。

関連記事:日本初!「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」が国際的な水認証Alliance for Water Stewardship(AWS)を取得

関連記事:サントリー九州熊本工場が「Alliance for Water Stewardship(AWS)」認証を取得