サントリーグループは、水と自然の恵みをお届けする企業として、国連が制定した「世界水の日」である3月22日(月)から4月30日(金)を「Suntory Group's Global Action for Water」の期間とし、国内外グループの社員一人ひとりが「水と生きる」を実践すべく、水に関する活動に取り組みます。
当グループは、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命としています。2019年には、社員一人ひとりが日々実践していくサントリーらしい考動のあり方「サントリーグループWay」を定め、その中で「自然を尊敬する」ことを掲げています。水に関しては、グループ全体で共有する「水理念」のもと、自然環境の保全・再生活動など、さまざまな取り組みをグローバルに推進しています。昨年の3-4月には、グループ全体で一斉に水に関するボランティア活動にも取り組みました。
今回は、「世界水の日」を起点に、国内外の社員が一丸となり、世界を取り巻く環境課題への理解を深めるとともに、ボランティア活動や節水など日常生活でできる水を守る取り組みを行います。また、本活動を通じて、新興国の人々に清潔で安全な飲料水を提供するNPO「charity:water」に寄付を行います。活動への参加数に応じて、寄付額が決まる仕組みで、グループ全体で最大4万ドルの寄付を実施する予定です。
社員一人ひとりが積極的に活動に参加し、水の大切さ、環境課題を改めて認識することで、サステナブルな社会を目指し、「水と生きる」という約束を果たしていきます。
環境経営について
プラスチック問題を重要課題のひとつと捉え、循環型かつ脱炭素社会への変革を強力に先導すべく、2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルの素材を、リサイクル素材と植物由来素材に100%切り替え、化石由来原料の新規使用ゼロの実現を目指しています。容器包装の軽量化や、国内飲料業界初のFtoPダイレクトリサイクル技術等を通じ、環境負荷低減活動を継続していきます。CO2については、自社施設や設備およびバリューチェーンの両面において、さらなる省エネ技術の積極導入や再生可能エネルギーの活用等により排出量の削減に努めています。2050年までに、バリューチェーン全体で、温室効果ガス排出の実質ゼロを目指します。
水に関する取り組みについて
水を育む森を育てる「天然水の森」の活動を2003年から開始し、全国15都府県21ヵ所、約1万2千haまで拡大。「サントリーグループ国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水の涵養」という目標を2019年に達成しました。 次世代に向けた環境教育「水育」も、2004年から開始し、国内での活動を拡大する一方、2015年からはベトナム、2019年からはインドネシア、タイでも開始し、地元行政や地域の方々からも高い評価をいただいています。 2017年には、水に関する活動を行う際の基本理念としてサントリーグループ「水理念」を策定しました。サントリーグループは、今後も、国内外の300社を超えるグループ全体が同じ理念を共有し、事業にとって最も重要な資源である水の保全に寄与する活動を、それぞれの地域環境に合わせて推進していきます。
▼サントリーグループのサステナビリティへの取り組み https://www.suntory.co.jp/company/csr/
▼サントリーグループの環境活動 https://www.suntory.co.jp/eco/
▼サントリーグループの理念体系 https://www.suntory.co.jp/company/philosophy/