公益財団法人 サントリー 生命科学財団が1月に設立した「サントリーSunRiSE※」(生命科学研究者支援プログラム)の採択者が決定しました。487人の応募から採択された10人に対し、1人あたり5,000万円(年間1,000万円×5年間)の総額5億円の支援を行います。(公益財団法人 サントリー生命科学財団が若手研究者支援プログラムを新設)
※Suntory Rising Stars Encouragement Program in life Sciences
「サントリーSunRiSE」は、若手研究者が志の大きい挑戦的なテーマに取り組み、研究者の"知りたい、極めたい"を実現できるよう、資金の使途や期間の制限をできる限り排除し、柔軟性・有効性の高い支援を行うものです。研究資金だけではなく、途中経過や成果を他の研究者と議論することでネットワークを構築し、さらなる展開につなげることも支援します。
これからの日本を担う若者の大いなるチャレンジを支援し、日本の基礎研究の活性化を図ります。
採択者一覧
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公益財団法人 サントリー生命科学財団について
サントリー2代目社長 佐治敬三の「これからの日本は学問や文化を通じて、世界の平和と繁栄に貢献していくべき」との考えのもと、1946年に設立された財団法人食品化学研究所を前身としています。生物有機化学分野での生命現象に関わる基礎研究および関連する科学の振興をもって人類の幸福と繁栄に寄与することを目的とし、独自の研究所である生物有機科学研究所において生命科学分野の基礎研究を実施しています。また、1980年に開始した我が国で初めてのポスドク制度や、若手研究者のグラント、大学院生のスカラーシップなど、科学人材の輩出に有効な人材育成事業ならびに奨励助成事業を進めています。