サントリーグループは、世界が抱えるさまざまな課題にこれまで以上に真摯に向きあい、持続可能な社会の実現に向けて挑戦を続けるべく、「サントリー環境ビジョン2050」を改定し、2050年までに温室効果ガス排出の実質ゼロを目指します。
サントリー の取り組み
当グループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。1997年に「サントリーグループ環境基本方針」を、2014年に水のサステナビリティ、気候変動対策を柱とした「環境ビジョン2050」を策定し、サステナビリティ経営を加速させています。
今回、バリューチェーン全体で、温室効果ガス排出の実質ゼロを目指すにあたり、従来の省エネルギーの取り組みに加え、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーの導入、次世代インフラの利活用やバリューチェーンのステークホルダーとの協働の取り組みを進めていきます。
グローバルな社会課題の解決に向け、グループ一丸となってサステナビリティ経営に取り組んでいきます。
「サントリー環境ビジョン2050」
サントリーグループは、「人と自然と響きあう」企業として、水のサステナビリティ、気候変動対策を柱に、持続可能な地球環境を次代に引き渡すことを目的に、2050年に向け、以下のビジョンを掲げます。
1.水のサステナビリティ
・全世界の自社工場での水使用を半減※
・全世界の自社工場で取水する量以上の水を育むための水源や生態系を保全
・主要な原料農作物における持続可能な水使用を実現
・主要な事業展開国において「水理念」を広く社会と共有
2.気候変動対策
・2050年までに、バリューチェーン全体で、温室効果ガス排出の実質ゼロを目指す
省エネルギー活動の推進、再生可能エネルギーの積極的な導入、次世代インフラの利活用およびバリューチェーンのステークホルダーとの協働を通じ脱炭素社会の実現に向けて取り組む
※ 2015年における事業領域を前提とした原単位での削減