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本社所在地〒108-0014 東京都港区芝4-17-5(相鉄田町ビル4F)
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設立2002年7月<サントリー(株)花事業部から分社独立>
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資本金1億円
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売上高52.9億円(2022年度)
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従業員数59名(2022年)
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事業内容花苗・鉢花、野菜苗・野菜青果および切花の開発・生産・販売
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Webサイト
会社概要・理念
サントリーは、1980年代から花を「人々の生活に潤いをもたらし、心の健康をもたらすもの」と位置づけ、酒類・食品分野で培った基礎研究を応用して、植物の研究開発を行うとともに、お客様に「花のあるくらし」を提案してきました。そして、事業の拡大に伴い、2002年7月に分社独立し、サントリーフラワーズ(株)を設立しました。現在では、日本国内だけでなく、ヨーロッパや北米、オーストラリア等を中心に、販売エリアは世界30数ヵ国にのぼり、グローバルに事業を展開しています。これからも「人と植物とのまだ見ぬ物語(ドラマ)をともにつくる」というビジョンの実現に向け、日々活動していきます。
主なサステナビリティ活動
サステナビリティ経営の推進
グループ企業理念「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命の輝き』をめざす」を実現するために、「花のあるくらし」を提案する企業としての行動指針を、グループ企業倫理綱領に基づき制定。社内への徹底を図ることで、コンプライアンス経営活動を全従業員で推進しています。
知的財産権を保護・活用
植物の育成者権や商標権などを活用した、サントリーフラワーズ(株)ならではの高付加価値商品を継続して提供できるよう、自社の知的財産権の保護に努めるとともに、その侵害に対しては適切な処置を行っています。また、第三者が保有する知的財産権に配慮し、権利侵害を行わないよう社内教育を徹底しています。
お客様との関わり
お客様に「花のあるくらし」「育てる楽しさ」を提案
多様化するライフスタイルにあった植物の楽しみ方を提案することで、お客様とのコミュニケーションの輪を広げていきたいと考えています。お客様に「花のあるくらし」「育てる楽しさ」をご提案しご満足いただくために、サントリーフラワーズ(株)では、Webサイト上に販売店様を検索できるコーナーや育て方に関するQ&A、育て方動画、品種ごとの特性紹介、品質管理の取り組みなどを掲載しているほか、お客様センターを設置し、電話やe-メールを通じてさまざまなご相談にお応えしています。また、商品ラベル裏面には、植物の特性や栽培のポイントを記載しています。
お客様の声を活かした商品・サービスの改善
サントリーフラワーズ(株)のお客様センターに入るお客様のご意見・ご要望の情報は、すべて記録するとともに定期的に集計しています。そして、情報を関係者で共有し、商品・サービスの改善や新商品の開発に活かしています。
環境への取り組み
環境関連法令遵守を徹底
サントリーフラワーズ(株)では、環境関連法令の遵守を徹底するため、毎年対象となる法令をリスト化し、定期的に法令遵守のチェックを行っています。そのほかの取り組みとしては、パンフレットにおけるFSC認証用紙やベジタブルオイルインキの継続使用、本社事務所の電気使用量のさらなる削減、契約農家へ農薬使用時の環境配慮を引き続き要請するといった活動を行いました。従業員に対する環境教育としては、入社研修時のほか年1回のe-ラーニングを全従業員が受講しています。
事務所の環境配慮
本社(東京都港区)、研究開発センター(呼称:サントリフラワーズイノベーションフィールド、滋賀県東近江市)において、環境に関連した法令を遵守すべく、年に1回チェックリストをもとに環境に配慮した施設運営ができているか確認を実施しています。
「サントリーグループ サステナビリティビジョン」に対する取り組み
水
ウォーターエイドジャパンへ寄付しています
「緑との新しいつながりを創るグリーンブランド」をコンセプトとした室内用観葉植物「&Green」の売り上げの一部を、特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンに寄付しています。
CO2
物流におけるCO2削減
輸送エリア内での需給率を高め、商品の輸送距離をできる限り短くするなど、物流におけるCO2削減活動に取り組んでいます。
環境に配慮した商品の発売
サントリーフラワーズ(株)では、近年の環境意識の高まりを受けてグリーンカーテン向け商品(エコゴーヤなど)や葉の蒸散効果の高い商品(サンビーナス、テラスライムなど)といったお客様にエコな暮らしを提案できる商品を販売しています。また、育て方や楽しみ方のご紹介も行っています。
原料
安全・安心への取り組み
お客様に安心して「花のあるくらし」をお楽しみいただくため、オランダにある園芸作物の品質検査を行う公的機関の検査基準に沿って、商品母株の微生物や細菌類を調べるウイルスおよびウイロイド検査を自主的に行っています。
また、商品生産段階での品質管理については、社内の品質委員会で生産状況の情報を共有し、品質トラブルの予防・対策を徹底しています。
容器・包装
育林材の活用
もっと身近に、もっと手軽に、味わう喜びを楽しんでいただくことをコンセプトとした食用テーブルハーブ「Ready to Harvest」の培地の一部に、水を育む森を育てる“天然水の森”活動の副産物として生まれる木材「育林材」を使用しています。
健康
日本乳がんピンクリボン運動へ寄付しています
サントリーフラワーズ(株)の「プリンセチア」は、「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2009」や海外の展示会でもゴールドメダルを受賞するなど、国内だけでなく海外においても高い評価をいただいています。また、プリンセチアの売り上げの一部を日本乳がんピンクリボン運動(J.POSH)に寄付し、活動を支援しています。
人権
ビジネスパートナーに対する取り組み
下請法を遵守
サントリーフラワーズ(株)にとって、花苗、野菜苗等の生産委託をしている生産農家は事業を推進していくための大切なパートナーです。双方がWIN-WINの関係を継続していくために、当社では契約・発注・納品・検収・支払いの各段階で下請法を遵守しながら、公正な取引を行っています。
従業員に対する取り組み
一人ひとりにあった柔軟な働き方を推進
サントリーフラワーズ(株)は、2019年1月にテレワーク勤務制度を導入しました。あわせて、シェアオフィスを法人契約することや、精算業務等の電子化といった業務フロー改善も進めることで、場所にとらわれない仕事をすることができるようになり、従業員一人ひとりにあった働き方を推進しています。
自己啓発を支援
自己啓発促進のために、サントリーグループ共通の自己啓発支援プログラム「SUNTORY Self Development Program」を導入し、従業員が必要とするさまざまなプログラムを受講できるようにしています。特に、事業のグローバル展開に向け、英語などの外国語習得の為に、個別プログラムの実施も進めております。
ワークライフバランスを推進
従業員の仕事と生活の両立を支援するため、育児・介護の休業制度、短時間・時差出勤制度を制度化。2014年からは残業時間の目標設定を行い、時間管理を徹底し、業務の都合により休日勤務が発生した際には代休取得を徹底するといった取り組みを行い、残業時間を大きく削減しています。
キャリアビジョン実現を支援
2022年より、全社員を対象として、自身のキャリアの目指す姿を所属長との対話を通じて描くキャリアビジョン面談を行うとともに、一人ひとりのキャリアビジョン実現を支援する方策を全マネジャーで論議するキャリアビジョン実現支援会議を行っています。更に、キャリアコンサルタントとの個別面談も導入しました。こうした取り組みサイクルを推進することで、全員が自身の描くキャリアビジョンを実現できる会社を創り上げます。
生活文化
地域・社会に対する取り組み
花を通して地域の活性化、次世代育成を支援
東日本大震災後の2012年から、公園や公共施設などに花を植え、コミュニティの活性化に役立てていただく活動「赤い花プロジェクト」を、2015年からは「大きな花プロジェクト」を全国で展開し、花苗を全国各地の団体へ寄贈してきました。プロジェクトに参加し、地域の皆さまで花を育てることを通じて、会話や笑顔の輪が広がった、というレポートを多数いただきました。また、花を通して仲間と協力することや、地域の方々との交流に役立てていただくことを目的に、全国の小学校に花苗を寄贈(応募形式)し、子どもたちが花を育てる活動を支援する活動「キッズガーデニングプロジェクト」を展開してきました。2017年からはこれらの活動を集約し、東北、熊本の震災復興支援を中心とした活動を展開しています。さらに2019年からは「あしたの花にできることプロジェクト」として、花の力で一人でも多くの人々が笑顔になるよう、活動を継続していきます。
東日本大震災の被災地に花・苗などを寄贈
2011年・2012年と「MUFG・ユネスコ協会 東日本大震災復興育英基金」が運営する「花壇再生プログラム」に花苗を提供したほか、宮城県の小学校や、被災地のグリーンアドバイザーの活動用にも花苗を提供しました。また、従業員が岩手県陸前高田市を訪問し、2011年は「ミリオンベル」「サンビーナス」を植えたプランターを仮設住宅の方々にお届けし、2012年~2014年は地域の皆さまとも協力し国道脇に花壇をつくるボランティア活動を行いました。2016年以降は、サントリーホールディングスと協働で実施している花植えワークショップを、東北エリアの児童館や学童保育、熊本の仮設住宅で行っています。
女性活躍支援プログラムへの参画
5歳から18歳までの少女を支援する北米のNPO団体「Girls Inc」へのチャリティプログラムに2020年から参加し、花苗ブランド「Soiree® Kawaii※」の売り上げの一部を毎年寄付しています。また、若いホームレスの支援にも送られています。
次世代を担う人材を支援するため奨学金プログラムを設立
植物業界の発展、花の未来を創造すべく2022年、「Dream Big」奨学金をAmerican Floral Endowment(AFE)と提携して設立、熱意ある農学系の学生を応援し、次世代を育て、植物業界に還元していきます。