わてはこれまでウイスキーに
命を賭けてきた。
あんたはビールに
賭けようというねんな。
人生はとどのつまり賭けや。
わしは何も言わん。
やってみなはれ。
創業者・初代社長 鳥井信治郎
ビール事業への挑戦を打ち明ける
2代目社長 佐治敬三に対して
父・信治郎が発した言葉
私たちの原点は、創業者 鳥井信治郎が
はじめた商い「葡萄酒づくり」。
洋酒が珍しかった時代に、日本人の味覚に合
う味わいをつくりたいと挑戦と失敗を重ね
「赤玉ポートワイン」(現「赤玉スイートワイン」)を創り上げました。
その思いは、
国産ウイスキー、ビール事業へと続き、
今なお私たちに受け継がれています。
そして私たちのものづくりに欠かせないものが
もうひとつ。
それは、水や農作物といった
自然の恵みです。
自然の恵みを活かしたおいしさで、
人々の心を豊かにしたい。
さらには新たな文化を創造したい。
それこそがサントリーが受け継いできた
ものづくりにおける志です。
おいしさのその先を探求
品質へのこだわり
高品質なものづくりは、私たちとお客様との最も大切な約束です。サントリーのものづくりにおける品質とは、単に“もっとおいしい”を追求することだけではありません。自然の恵みである素材の本当のおいしさを引き出し、人々の心を豊かにする新たな文化までも創造することを目指して、品質向上を追求しています。
暮らしのあらゆるシーンに寄り添い
たくさんの“生命の輝き”を生み出す
グループへ
私たちサントリーは、暮らしのあらゆるシーンに寄り添い、お客様の毎日を豊かなものとし、その生命の輝きに貢献したいという思いから、酒類にとどまらず、食品(清涼飲料)、ウエルネス、外食、花といった多様な分野で挑戦を続けています。
いつの時代も挑戦者であり続けるものづくりストーリー
1963年から始まったサントリーのビール事業は、
幾多の苦難を乗り越えながらの挑戦と創造の連続でした。
その根底に流れる思い。それは、「お客様に感動していただける、世界最高峰のビールをつくりたい」という醸造家たちの夢と挑戦。
良質な天然水を求め、武蔵野や阿蘇などにビール工場を建設。20年もの研究開発を経て、「ザ・プレミアム・モルツ」を発売しました。
プレミアムビールとして新たな市場を切り拓き、モンドセレクションビール部門で日本初の「最高金賞」を受賞。世界にも認められたビールは、多くのお客様の毎日に豊かな彩りをお届けしています。
「日本人の繊細な味覚にあった、日本のウイスキーをつくりたい」。
時は1923年。創業者鳥井信治郎の無謀ともいえる挑戦の連続から、世界に誇る国産ウイスキーが誕生します。
「トリスバー」という酒場・社交場、水割りなどの飲用スタイルを世に打ち出し、日本にウイスキー文化を浸透させてきました。
しかし、ウイスキーの市場は昭和から平成にかけ右肩下がりの時代を迎えます。「あらためてウイスキーを食事と一緒に、そして若いお客様でも楽しめる提案ができないか」。
そんな思いから、ジョッキで飲む「ハイボール」プロジェクトがはじまります。飲食店さまを巡り作り方を伝えていく活動も粘り強く続けるうちに、次第にお客さまに受け入れられ、新たな市場を切り拓きました。
サントリーのウイスキー誕生から100年。
次の100年も、お客様においしく楽しい時間をお届けする、新たな提案を行っていきます。
水は、清涼飲料水、ウイスキー、ビールといった私たちのものづくりの全ての源。そのおいしさ、品質を決める生命線です。
そのため、ウイスキーの蒸溜所やビール工場などは、良質な地下水が採れる土地に設けています。
サントリーは自然の恵みに生かされている企業です。
だからこそ、水を守り、地球に還元することは私たちの使命だと考え、水源涵養エリア「サントリー天然水の森」で森づくりを行い、今やその規模は日本各地20カ所以上に広がっています。
「天然水の森」に降り注ぐ雨が大地に染み込み、地下深くで磨かれ、20年もの歳月をかけて生まれたのが「サントリー天然水」。成分を加工していない、自然本来のおいしさを生かしたナチュラルミネラルウォーターです。
「天然水の森」を通して水を育み、100年先の未来にも潤いのある暮らしをお届けすることを目指します。
「日本人の味覚にあった、世界のどこにもない日本の葡萄酒をつくりたい。」創業者・鳥井信治郎のそんな思いからはじまった、サントリーの原点であるワインづくり。
100年以上の歴史を持つ山梨県甲斐市「サントリー 登美の丘ワイナリー」では、土づくり、ぶどうの手摘み、醸造、瓶詰め、熟成、販売まで、一つひとつにこだわったものづくりを行っています。
「良いワインはよいぶどうから」との思いのもと、除草剤を使わず生物多様性に富む豊かな土を育む「草生栽培」に取り組み、日本のこの場所、この風土でしかできない豊かなワインを生み出しています。
自然との共生から土地の力を最大限に引き出すものづくりは、1983年経営参画したフランス・ボルドーにあるワイナリー「シャトーラグランジュ」でも実践。
登美の丘で長年築き上げた自然と風土の魅力を最大限に引き出すワインづくりは、世界にも広がっています。
「健康は万人に大切なこと。いつかは誰かがやらねばならない。だからサントリーがやる」。健康食品への挑戦についてサントリー社内で議論になったとき、
当時の社長 佐治敬三は社員を鼓舞しました。
洋酒づくりで培った発酵技術とポリフェノール研究を、
人々の健康に貢献する健康食品に活かすことができないかと考え、
ウエルネス分野の研究がはじまりました。
実験の中で、ゴマ油が酸化しにくいという特徴に気が付き、ゴマに含まれる稀少成分セサミンが「老化と戦う成分」であることを発見。天然素材から機能性を見出し、1993年に「セサミン」を製品化しました。
これからも、自分らしく人生を輝かせることができる暮らしをサポートしてまいります。
品質への取り組み
サントリーグループは創業以来お客様第一の姿勢で、安全・安心な商品・サービスの提供と、品質向上を追及しています。
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