お知らせ
掲載日:2022/10/27
函館市で映画上映を行う傍ら、地元に根差した映画製作を行っているミニシアター「函館市民映画館シネマアイリス」が、第44回サントリー地域文化賞を受賞しました。
■「サントリー地域文化賞」とは?
※2022年の贈呈式の様子
サントリー文化財団が、地域文化の発展に貢献した団体や個人を顕彰する「サントリー地域文化賞」。音楽、演劇、美術、歴史・伝統継承、国際交流、コミュニティ活動などを対象に毎年評価・顕彰を行い、1979年の創設以来、本年度の受賞者を加えると235件を顕彰、受賞者は全都道府県にわたっています。44回目となる今回は、函館市の「函館市民映画館シネマアイリス」を合わせた5つの団体が受賞。北海道からは、前回選出された鹿追町の「しかりべつ湖コタン」に続き、2年連続の受賞となりました。
■「函館市民映画館シネマアイリス」
函館市・五稜郭地区にある66席の小さな映画館「函館市民映画館シネマアイリス」。1990年代前半に函館市内の映画館が次々と閉館する中、函館市民有志から寄附を集め、1996年に開館しました。今回、「函館市民映画館シネマアイリス」が大きく評価された点は、映画上映のほか、地元に根差した映画製作も行っていることです。
「函館市民映画館シネマアイリス」では、函館出身の作家・佐藤泰志の小説を原作とした映画を、これまで5本、オール函館ロケにこだわって製作してきました。いずれの作品も市民がキャストやエキストラとして出演するほか、撮影時の炊き出しやロケハンの情報提供、製作費の寄附など、市民に支えられた映画づくりを続けています。こちらは、第1作目となった『海炭市叙景』の製作現場でボランティアが炊き出しを行う様子(2010年)。
造船所でのストライキの場面には、100人以上の市民エキストラが参加しました。
函館山山頂での撮影は、大晦日の深夜から初日の出まで行われました。
そしてこちらは、2018年公開の映画『きみの鳥はうたえる』の撮影風景。
市民に親しまれる映画館を運営するとともに、地元に根差した映画作品を市民と協働して製作する「函館市民映画館シネマアイリス」。これからも函館の町と、そこに住む市民とともに歩み続けることでしょう。
これからもサントリーは地域文化の発展を応援していきます!
▼関連リンク
・サントリー文化財団「地域文化賞」のサイト
・第44回 サントリー地域文化賞決定(ニュースリリース)
タグ | サントリー地域文化賞 |
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