サントリー ワイン スクエア

大西洋の恵みが育てた
海のワイン

ビオンタ
アルバリーニョ

白ワイン産地、
リアス・バイシャスから

「ビオンタ」の生産地はスペイン北西部ガリシア州。ポルトガル北部に隣接した大西洋沿岸に位置するリアス・バイシャスです。比較的冷涼で、スペインでは珍しく雨の多い地域。夏は乾燥して日照は豊富。夜間に大西洋からの冷たい空気が流れ込むことで、ぶどうの成長はゆっくり、穏やかになり、酸を豊富に保ったまま熟成していきます。さらに「ビオンタ」はリアス・バイシャスの5つの小地区の中でも海に面したバル・ド・サルネス地区にあり、海岸までは直線距離でわずか2.5km、海からの強い潮風を受ける場所です。土壌は花崗岩。ぶどうは土壌と潮風の影響を受けて、ワインに塩味と強いミネラル感をもたらすのです。

魚介だけでなく
塩味がきいた肉料理にも

スペイン随一の漁業地帯である、リアス・バイシャス。カキ、ホタテ、ムール貝の養殖が盛んです。その土地のワインと料理を合わせるのがマリアージュの鉄則。この地区で育てられるぶどう品種のアルバリーニョは、華やかな香りでありながら、酸も豊富なのが特徴。これがリアス・バイシャスのワインがシーフードによく合う理由です。「ビオンタ」もシーフードとよく合いますが、爽やかなだけでなく複雑味のある味わいのため、旨味のある食材とも相性が抜群です。王道の組み合わせである魚介料理だけでなく、塩味のきいた肉料理と合わせて愉しむのもよいでしょう。

ワインメーカー:
ロジェール フェルナンデス

「醸造家は地域の自然と独自性を伝える表現者」と言うロジェール。「ビオンタ」はシュール・リー製法を使うことで、柔らかな口当たりや味わいの厚み、旨味などを表現しています。豊かな酸と複雑味のある味わいは、絶対的な相性を誇る魚介だけでなく、幅広い料理と合わせられます。ロジェールは「ビオンタ」を通じてリアス・バイシャスの自然の恵みを世界の人々に知ってほしいと思い、この味わいをつくりあげました。

ビオンタ アルバリーニョ

ビオンタ
アルバリーニョ

熟したりんごや白桃を思わせる香りがあり、口にいれるとみずみずしくフレッシュな第一印象。豊かでキレのある酸味に、複雑さや旨味を感じる辛口のワインです。海辺の生産地らしいミネラルの塩っぽい味も愉しめます。

  • D.O. Rías Baixas(D.O. リアス・バイシャス)
  • ぶどう品種 アルバリーニョ
  • 750ml
辛口