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ウイスキーとやきものの出会い 響35年 〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉
人間国宝・十三代今右衛門氏が最後に手がけた美と技の結晶
〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉
〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉の写真


絵柄拡大図

サントリーウイスキー響の35年ものを、十三代今右衛門氏が特別にデザインした六面取りの<色絵薄墨草花文洋酒瓶>に封じました。
日本人の生活を彩ってきた色絵磁器、中でも色鍋島は歴代の名匠による洗練された技の結晶として、つねに高く評価され、美術工芸品として愛されてきました。
わけても人間国宝・十三代今泉今右衛門氏は、品格あふれる色鍋島の現代作家として名高く、その作品は国際的にも数々の受賞に輝いています。
この名称〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉は、有田磁器の伝統に則った命名方式で、次のことを意味しています。


色絵 赤・黄・緑などの上絵具を用いて色鍋島特有の絵付けを施したことを表します。

薄墨 下絵付の技法で十三代今右衛門氏の独創になる薄墨色の吹付け技法を用いたことを表します。

草花文 メインの絵柄の名称です。中近東の更紗の絵柄を基に意匠化した草花の文様で、上絵の赤・緑の文様が、薄墨を背景に浮かび上がります。

洋酒瓶 皿、碗、鉢、花瓶など、作品(容器)の形状を差し示す言葉が最後に来ますが、十三代今右衛門氏は、この瓶がウイスキーのためであることを「洋酒瓶」という表現で表しました。

瓶の底には「今右衛門」の刻印が刻まれ、桐箱に記した蓋書きと蓋裏の「十三代今右衛門」の落款が、十三代今右衛門氏の作品であることを証します。

1.色絵薄墨草花文洋酒瓶 2.響35年の誕生 3.有田焼とサントリー 4.今右衛門氏と響35年 次のページへ
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