サントリーウイスキー響の35年ものを、十三代今右衛門氏が特別にデザインした六面取りの<色絵薄墨草花文洋酒瓶>に封じました。 日本人の生活を彩ってきた色絵磁器、中でも色鍋島は歴代の名匠による洗練された技の結晶として、つねに高く評価され、美術工芸品として愛されてきました。 わけても人間国宝・十三代今泉今右衛門氏は、品格あふれる色鍋島の現代作家として名高く、その作品は国際的にも数々の受賞に輝いています。 この名称〈色絵薄墨草花文洋酒瓶〉は、有田磁器の伝統に則った命名方式で、次のことを意味しています。
瓶の底には「今右衛門」の刻印が刻まれ、桐箱に記した蓋書きと蓋裏の「十三代今右衛門」の落款が、十三代今右衛門氏の作品であることを証します。