No.SBF0115  (2014.3.19)

サントリー食品インターナショナル株式会社

CSR・環境 自販機

消費電力量国内最小
「超省エネ自動販売機(エコアクティブ機)」導入開始

消費電力量国内最小「超省エネ自動販売機(エコアクティブ機)」導入開始

高解像度画像


 サントリー食品インターナショナル(株)は、消費電力量国内最小※1となる「超省エネ自動販売機(エコアクティブ機)」を4月から順次全国で設置します。

 当社は、これまで、環境に配慮した「ヒートポンプ式自動販売機」※2や、さらに消費電力量が削減できる「ハイブリッドヒートポンプ式自動販売機」の導入など、さまざまな環境負荷低減の取り組みを行ってきました。

 近年、日中の電力需給逼迫への対応やエネルギー消費量そのものの節約がさらに求められるなか、当社は機材メーカーと協働し、従来の「ヒートポンプ式自動販売機」に比べおよそ半分の消費電力量(420kWh/年)※1と省エネ能力を飛躍的に進化させた「超省エネ自動販売機(エコアクティブ機)」を初めて導入し、自販機事業における省エネ化をさらに推進していきます。

〈(ご参考)(1)サントリーの自動販売機における環境負荷低減の取り組み〉

  1995年: 夏場のピーク時に冷却機能を一定時間停止するピークカット機能導入
(現在、当社のほぼ全ての自動販売機においてピークカット機能あり。)
2007年: 環境に配慮した「ヒートポンプ式自動販売機」※2設置を開始
2011年: 投入するすべての新台(一部の特殊機を除く)に「ヒートポンプ式自動販売機」を採用、LED照明搭載も開始
2012年: 通常の「ヒートポンプ式自動販売機」より、さらに消費電力量が削減できる「ハイブリッドヒートポンプ式自動販売機」設置を開始
2013年: さらに長時間冷却停止可能な「魔法VIN自動販売機」※3導入
  このほか、自動販売機の部品を再び自動販売機で活用するために、部品のリユースに向けた技術開発ならびに、リユース部品の調達に関わる管理システムの開発を進めるなど、さまざまな環境負荷低減の取り組みを行っています。

〈(ご参考)(2)サントリーの自動販売機におけるその他の取り組み〉

  より多くのお客様との接点を確保する自動販売機のロケーション開拓活動や、商品補充活動の無駄を徹底的に省く無線オンライン化の自動販売機「無線ベンダー」の投入に取り組み、2013年12月末までに業界最多の約15万台を設置しました。今後もオペレーションサービスレベルのさらなる向上と効率化に積極的に取り組んでいきます。
  また、災害発生などの緊急時には無料で飲料を提供する「緊急時飲料提供ベンダー」の投入に取り組み、2013年12月までに業界最多の約1万2千台を全国に設置するなど、自動販売機事業を通じて、さまざまな社会貢献も行なっています。
  ※1   2014年4月現在 国内主要自販機メーカーの主要セレ25セレに於いて、年間消費電力量国内最小の420kWh/年を実現(サントリーフーズ(株)調べ)
※2 ヒートポンプ式自動販売機とは、冷却庫室で発生した熱を回収し、加温庫室で活用するシステムを搭載した自動販売機です。このシステムに加え、自動販売機の外部からも熱を吸収して活用するシステムを搭載しているのがハイブリッドヒートポンプ式自動販売機です。
※3 魔法VIN自動販売機とは、真空断熱材などを使用することにより保冷効果をあげ、長時間の冷却停止が可能となった自動販売機です。13年導入機は、日中8時間冷却停止可能、14年導入機は11時間冷却停止可能となりました。

以上

このページを印刷

戻る

PAGE
TOP