2017年11月22日(水)~2018年1月28日(日)
※作品保護のため、会期中展示替を行なう場合があります。
※本展は大阪市立東洋陶磁美術館(2018年4月7日-7月16日)、山口県立萩美術館・浦上記念館(2018年7月24日-9月24日)、
静岡市美術館(2018年10月6日-12月16日)へ巡回します。
※各作品の出品期間は、出品作品リスト(PDF) をご参照ください。
2010年、国立セーヴル磁器製作所と国立セーヴル陶磁美術館が統合され「セーヴル陶磁都市」という新組織になりました。本展は、「セーヴル陶磁都市」の所蔵する名品・優品によって、およそ300年におよぶセーヴル磁器の創造の軌跡をご紹介する日本で初めての展覧会です。
国立セーヴル陶磁美術館のコレクション展が日本で開催されるのは、20年ぶりのことです。
1740年、パリ東端のヴァンセンヌに誕生した軟質磁器製作所は、フランス国王ルイ15世(1710-74)の庇護を受けてパリ西端のセーヴルへ移転し、王立磁器製作所に成長しました。
宮廷の彫刻家や画家たちが次々に考案する、洗練された形や絵柄。磁器というデリケートな素材の上に、いかなる形や絵柄も実現する、技術者たちの卓越した妙技。両者の真剣勝負が創り出すセーヴル磁器は、優雅で気品に満ち、またたく間にフランス内外の王侯貴族を虜にしました。以来、セーヴル磁器製作所は今日までヨーロッパ磁器の最高峰の一つに君臨しています。
本展は、セーヴルの「18世紀」「19世紀」「アール・ヌーヴォーとアール・デコ」「1960年代~現在」の4章で構成され、各黄金期の作品がかつてない規模で来日します。
驚くべきことに、セーヴルが協力芸術家として史上初めて受け入れた外国人は、日本の彫刻家・沼田一雅(ぬまたいちが・1873-1954)であり、現在も日本の著名な芸術家・デザイナーたちとのコラボレーションは続いているのです。本展ではセーヴルと日本の交流についても作品を通じてご紹介します。創立から現在まで、常に時代の先端であり続ける「磁器芸術」セーヴルの姿をお楽しみください。
▼主 催:サントリー美術館、TBS、朝日新聞社
▼企 画:セーヴル陶磁都市
▼協 賛:大日本印刷、三井不動産、サントリーホールディングス
▼協 力:日本航空、日本通運
▼後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、BS-TBS
※本展は展示室の一部エリアが撮影可能です。
会期 |
2017年11月22日(水)~2018年1月28日(日) ※作品保護のため、会期中展示替を行なう場合があります。 |
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開館時間 |
10:00~18:00(金・土は10:00~20:00) ※11月22日(水)、1月7日(日)は20時まで開館 |
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休館日 |
火曜日 ※1月2日、9日、16日、23日は18時まで開館 |
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入館料 |
※中学生以下無料 |
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割引 |
◇100円割引 ※他の割引との併用はできません |
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音声ガイド |
¥500 |
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