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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2016年12月22日

ジャパンラグビートップリーグ 第13節 vsヤマハ発動機ジュビロ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの温かいご声援ありがとうございます。
 

 
ウインドウマンス明け3戦目となった先週の第12節は、敵地豊田スタジアムでトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦。序盤はなかなかペースをつかめず苦しい試合展開となりましたが、徐々にスコアを拡げ、最終スコア37-24で競り勝ちました。これで開幕から負けなしの連勝を12に伸ばし、いよいよ今週末、同じく全勝で首位のヤマハ発動機ジュビロとの大一番を迎えます。
 

 
■第12節終了時点ランキング
1位:ヤマハ発動機 (12勝0敗)勝ち点57
2位:サントリー (12勝0敗)勝ち点56
3位:パナソニック (10勝2敗)勝ち点47
4位:神戸製鋼 (9勝3敗)勝ち点42
5位:トヨタ自動車 (7勝5敗)勝ち点34
6位:NTTコム (7勝5敗)勝ち点31
7位:東芝 (5勝7敗)勝ち点28
8位:サニックス (6勝6敗)勝ち点25
9位:キヤノン (5勝7敗)勝ち点25
10位:リコー (5勝7敗)勝ち点25
11位:クボタ (5勝1分6敗)勝ち点24
12位:NEC (4勝1分7敗)勝ち点20
13位:豊田自動織機 (3勝9敗)勝ち点15
14位:近鉄 (2勝10敗)勝ち点14
15位:コカ・コーラ (2勝10敗)勝ち点12
16位:ホンダ (1勝11敗)勝ち点6

 
 
先週の第12節vsトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦。序盤からアタックを仕掛けトライを狙うサンゴリアスでしたが、ハンドリングエラーやペナルティーが重なり、なかなかチャンスをスコアに結び付けることが出来ず、フラストレーションがたまる時間が続きます。PGで3点を先制しますが、直後にトヨタ自動車にトライを奪われ3-7。前半19分にラインアウトからモールを押し込みトライを奪い8-7と逆転に成功しますが、24分にPGで返され8-10。なんとか前半をリードして折り返したいサンゴリアスは、30分、36分と連続トライを奪い、22-10のリードでハーフタイムを迎えます。
 

後半は立ち上がりからペースを掴んで点差を突き放したいサンゴリアスでしたが、しぶとく食い下がるトヨタ自動車に押し込まれる場面も増え、前半以上に拮抗した試合展開となります。しかし、要所でスコアを取りきったサントリーが、追い上げるトヨタ自動車に対し常にリードを保ち、逆転を許すことなく最終スコア37-24でノーサイド。ボーナスポイントこそ獲得出来ませんでしたが、開幕からの連勝を12に伸ばし、勝ち点を56に伸ばしました。

そしていよいよ迎えた今週末の頂上決戦。12戦全勝のチーム同士の対戦は、敵地ヤマハスタジアムでの対戦となります。この試合で勝利したチームが13節終了時点のリーグ単独首位となり、年明けの2試合を残し一歩抜け出す状況となります。現時点で勝ち点1差で追いかける2位のサンゴリアスにとっては、相手以上に負けが許されない状況です。勝利はもちろん、チャンスがあればボーナスポイントも獲得し、少しでも優位な状況で年内のリーグ戦を終えたいところです。  

ここまで12節を終えて、リーグNO.1のトライ数(71トライ)を誇るヤマハ発動機に対し、トライ数では3位(62トライ)のサントリー。失点はサントリーが145でリーグNO.1ですが、2位のヤマハも147とほぼ互角。数字で見ると攻撃力でヤマハが上回りますが、下馬評もどちらが優勢かはっきりしない程、実力が拮抗している両チームではないでしょうか。
 
今シーズンのビッグゲームになることは間違いないこの大一番。ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第13節のサンゴリアスの登録メンバー23名が発表されました。
 
 
フロントローの先発はPR#1石原慎太郎、HO#2青木佑輔、PR#3須藤元樹。リザーブにHO#16中村駿太、PR#17森川由起乙、PR18畠山健介となりました。スクラムに絶対的な自信を持ち、セットプレーから試合を組み立ててくるヤマハ発動機に対し、サントリーもスクラムでどこまで対抗できるかが試合の大きなポイントになることは言うまでもありません。フォワード一丸となって圧力をかけたいところです。

ロック陣の変更はなくLO#4ジョー・ウィーラーとLO#5真壁伸弥のコンビ。バックローもFL#6ツイヘンドリック、FL#7ジョージ・スミス、NO.8竹本隼太郎と前節と同じ布陣となります。スクラム同様にラインアウトからのアタックでテンポを生み出すとともに、ラインアウトのディフェンスにおいても相手にプレッシャーをかけ、思うようにプレーさせないことが求められます。特にヤマハが得意とするゴール前ラインアウトからモールでトライを狙ってくる場面では、しっかりとシャットアウトできるかがポイントになります。リザーブにはLO#19篠塚公史とFL/No.8#20小澤直輝がラインアップ。フィジカルなプレーで持ち味を発揮して欲しい小澤直輝はインパクトプレーヤーとして注目。ベテラン篠塚公史の出場タイミングも、ゲーム終盤の重要なポイントになってきそうです。

 
ハーフバックスは今週もSH#9流大、SO#10小野晃征のコンビが先発。リザーブにSH#21日和佐篤が待ち構える布陣です。年内最後のゲームとなるこの試合。サントリーが目指すラグビーでヤマハに勝利できるかは、試合運びに大きく左右されます。80分間優位にサントリーのテンポでゲームを運べるか、ハーフバックスのゲームコントロールに注目です。

スリークウォーターバックスはWTB#11江見翔太、CTB#12スティーブン・ドナルド、CTB#13村田大志、WTB#中靍隆彰、FB#15塚本健太が先発。リザーブにCTB#22デレック・カーペンター、FB#23竹下祥平がメンバー入りとなりました。今シーズン初めての組み合わせとなったサントリーバックス陣。キックを織り交ぜ様々なアタックを仕掛けてくるヤマハに対し、サントリーがどういったアタック、ディフェンスで立ち向かうかがこの試合のキーであり、楽しみな部分でもあります。

ご存知の通り、トップリーグはこの試合を含め残り3節。全勝同士の頂上決戦となったこの試合での勝利は、リーグ制覇に向けた大きな1勝となります。年内最後、クリスマスイブ決戦となるこの試合、チーム一丸となって勝利を掴み、良い形で新年を迎えたいと思います。アウェーでの戦いとなりますが、是非多くのファンの方々にお越し頂き、ご声援を送っていただければと思います。ご声援、宜しくお願いいたします。
 

 
■ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第13節
ヤマハ発動機ジュビロ vs サントリーサンゴリアス
2016年12月24日(土) 13:00キックオフ
静岡県・ヤマハスタジアム
 
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